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以常見我故 而生恣心 放逸著五欲 堕於悪道中 我常知衆生 行道不行道 随応所可度 為説種種法 毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身          南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経。


by eco_eco69

勤行の仕方【 日連正宗ならびに 2004年10月までの創価学会編・2 】

【朝の勤行】


1:御本尊に向かい 鐘を鳴らし 題目三唱


2:初座:諸天供養

a.東方に向かい 題目三唱 (初座だけは鐘を一切鳴らさない)
b.斜字の部分を除く 方便品を読経
c.寿量品(自我偈のみ)を読経
d.題目三唱

e.題目三唱後 御祈念

 [諸天善神の昼夜に渡る守護に感謝し威光勢力、法味倍増の為に]

【解説】
1991年、日連正宗破門後の御祈念は
上記の御観念文で御祈念をしていた
従って、それ以前の御観念文ならびに日連正宗のご観念文も下記の通り

[生身妙覚の御利益
 大梵天王、帝釈天王、大日天王、大月天王、大明星天王等
 諸天善神、諸天昼夜、常為法故爾衛護之御利益
 法身倍増の御為に
]

従って、御観念文が二通りになってしまう為
以後 斜字表記は1991年以前の御観念文として表記する。

尚、余談ですが 上記の御観念文に関しても
昭和40年頃から制定されていた様子で
戸田城聖氏の講義とは少し違う
(戸田氏の説明によると 上記の諸天善神五神の他
 天照大神正八幡大菩薩が加わっていたのだが
 何時の間にか削除されてしまった
 天照大神偉大なる女性か キリストですよ)



f.題目三唱


3:二座:本尊供養

a.御本尊に向かい 鐘を鳴らし 斜字の部分を除く 方便品を読経
b.鐘を鳴らし 寿量品を全て読経する (所謂 長行)
c.題目三唱

d.鐘を鳴らし 題目三唱後、御祈念

 [一閻浮提総与、三大秘法の大御本尊に南無し奉り
  報恩感謝を申し上げます]

 [南無本門寿量品の肝心、文低秘沈の大法、本地難思 境智冥合
  久遠元初 自受用報身如来の御当体
  十界本有常住 事の一念三千 人法一箇 独一本門戒壇の大御本尊
  御威光倍増 御利益広大 御報恩謝徳の御為に
]

e.題目三唱


4:三座:

a.鐘を鳴らし 斜字の部分を除く 方便品を読経
b.鐘を鳴らし寿量品(自我偈のみ)を読経
c.題目三唱
d.鐘を鳴らし 題目三唱後、御祈念

 [末法の御本仏、日連大聖人に南無し奉り報恩感謝を申し上げます]

 [南無本因妙の教主 一身即三身 三身即一身
  三世常恒の御利益、主師親三徳 大慈大非 宗祖 日連大聖人
  御威光倍増 御利益広大 御報恩謝徳の御為に
]

e.題目三唱後 御祈念

 [本門弘通の大導師、日興上人に南無し奉り 報恩感謝を申し上げます]

 [南無法水蘯瓶 唯我与我、本門弘通の大導師
  第二白蓮阿闍梨 日興上人
  御威光倍増 御利益広大 御報恩謝徳の御為に
]  

f.題目三唱後 御祈念

 [一閻浮提の御座主、日目上人に報恩感謝を申し上げます]

 [南無一閻浮提の御座主、第三新田郷阿闍梨日目上人
  御威光倍増 御利益広大 御報恩謝徳の御為に
]

【解説】
1991年までは日目上人の項にも「南無」の二文字が入っていたが
創価学会の解釈だと“これは要らない”と言う事である
因みに日目上人が御遷化されたのは
日興上人が御遷化されて一年後の事で天皇陛下を折伏する為
京都へ向かわれる途中、美濃の垂井で体調を崩し無念となった
その為、一閻浮提の譲り状を与えられ 南無の称号がついたようだ
また、日連正宗の言い伝えによると
「広宣流布の暁には日目上人の生まれ変わりが現れる」と伝えられて
戸田城聖氏の口述によれば、「既に現れているかもしれない」
しっかり明言している。

ところで、三座に関して命題がついていない事に気付かれたでしょうか? 
実は創価では1991年より2004年まで
三師供養と言う命題が着いていて
三座の御祈念はd,e.fの御祈念後
4座の勤行へと移っていたが
1991年までは、上記の御観念文の後、心の中で題目を唱え
次の一文を御祈念していた 

[南無日道上人、日行上人等、御本山 御歴代の御正師
御威光倍増 御利益広大 御報恩謝徳の御為に
]

これは日連正宗総本山の御歴代の法主を供養する御祈念なのですが
血脈を創価学会では完全に否定した為、破門後、即座に削除された
「歴代の中で汚れている法主が居たから」と主張しているからで ある

しかし個人的な見解として“南無”を削除する分には構わないが
法主を一切無視する御観念文も如何なものだろうか?

この後、5座でも述べるが
創価学会では自分の処に居る3代会長だけは、しっかりと
上記のような特別扱いをする御観念文が明記されている
確かに3代会長は死身弘法の弘教を行なったので
称えるのは勿論だが、
しかし それだけでは 余りにも虫のいい話ではないか

元来、創価学会は日連正宗の講であり、諸々の事情があって
昭和26年の11月に宗教法人として独立した形をとっていたものの
独立後も正宗の信徒団体として正宗に属する異例の宗教団体だった
従って、原型は日連正宗であり間違っても、池田教ではない
また本来の師匠は日連大聖人であって、池田大作氏は教主でもない
正しき信心をしたか否かの話であって
そこら辺は何か勘違いをしているのではないのか? 

また 御書編纂にしても、今、日連正宗の間違いに
堂々と反論が出来るのも
第59世堀日亨上人が居なければ出来なかった事でもあり
彼が居なければ、譬え、戸田城聖氏が立派でも
弟子に教学が無い為 ガタガタになった可能性だって否めない
(今でも、教義に関して
 全く、法論になっていない時が多いのは残念な事である
 下手すれば小樽問答みたいなのものが再開されたら
 今度は身延に負ける)

今でも、学会員が拝んでいる御本尊は
日寛上人の書写(しかも一部を改竄している)の本尊ではないか!
また、あれだけ最後ボロボロな最期を遂げたのにも関わらず
日達迎下御書写の御本尊は特層本尊扱いになっているのは何故?

そういった意味で、彼等が居なかったら
ただの立正佼成会や霊友会レベルに陥っていた筈である
それを鑑みれば、この項目を削除するのは余りにも傲慢であり
妙観講から忘恩とか盗人と断じられても、反論が出来ない

【参考資料】
http://homepage3.nifty.com/y-maki/souka/nisemokuji.htm
http://homepage3.nifty.com/y-maki/souka/nisemokuji.htm
http://homepage3.nifty.com/y-maki/souka/nise06.html

尚、現在も日連正宗では この御観念文がある筈です


5:四座:広宣流布御祈念

a.鐘を鳴らし 斜字の部分を除く 方便品を読経
b.鐘を鳴らし 寿量品(自我偈のみ)を読経
c.題目三唱
d.鐘を鳴らし 題目三唱後、御祈念

 [広宣流布大願成就と
  創価学会万代の興隆を御祈念申し上げます]

 [祈念し奉る、我等弘法の誠意大御本尊に達し
  一天四海本人妙 広宣流布大願成就 ご祈祷の御為に。
]

【解説】
戦後、天皇が象徴として権力の座から追われ
主権が国民に移った為
日連正宗では上記の御観念文に代わったのだが
開山より現在までは御観念文はこの形だった

[奉祈念、天皇陛下 護妙法、爾前釈門の謗法退治
一天四海本人妙 広宣流布大願成就 ご祈祷の御為に。
]

つまり天皇家が日連大聖人の仏法に帰依する事を願っていた
天皇が帰依すれば国民も次々と帰依して行き一国が繁栄すると
考えていたからである
また、日本は意外だが、妙法の国で
天皇家も確か、法華経に帰依していた筈である
その為か、日連正宗大石寺には
現在でも紫宸殿御本尊が安置されている筈である
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Shishinden.jpg
(本来、映してはいけないものなのですが
 滅多にお目にかかる事も少ないので
 もしよろしければ参考に見てください
 さすがに綺麗な御本尊ですね、謹んで感謝をし 御祈り申し上げます 
 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経)

尚、御祈念が通じたのか皮肉にも戦後 法華講であられた
正田家から皇后として嫁いだ
その際、紫宸殿御本尊を持たせても良かったのだが
残念な事にその行為は憲法で禁止されている

個人的には二度と戦争を起こさない為にも
また、天照大神を持上げた形での戦争犠牲者なので
その意も込めて、出来れば、靖国神社に紫宸殿御本尊を御安置したい
但し、それは、広宣流布が達成された時で
神社本庁が創価もしくは日連大聖人の仏法を理解し
帰依して御書根本の正しき信心を貫けた場合の話であって
変な勘違いを起こさないでくれよ

e.題目三唱後 御祈念

 [過去、現在の謗法罪障が消滅し、現当二世に渡る願いが成就しますよう
  御祈念申し上げます。
  (個人の御諸願は 全て、ここで行なう) ]

 [某、過去遠々劫、現在漫々の 謗法罪障消滅
  現当二世 大願成就の為に
  (個人の御諸願は 全て、ここで行なう)
]

【解説】
この形で固定したのは、どうやら池田大作氏が会長就任後、初座と同様
昭和40年代に入ってからのようである
戸田城聖氏の時代は固定していなくeの御観念文は
五座の段階で書かれている上
「四座で行なっても良い」と言う 但し書きが添えられていた
詳しい事は解からないが 恐らく朝は四座でeの御観念文を御祈念し
夕方は五座で御祈念したのではないかと思われる
2004年10月まで夕方の勤行では、初座と四座が省略されていたため
皮肉にも夕方の勤行では
広宣流布御祈念と諸願祈念が全く行なわれない
という
ちぐはぐな形を40年以上も続けていたのである
(一回、その事で母親に伺った事があったのだが
 「五座でやればいい」とは聞いたものの 家族がそれをやっていない)

尚、創価学会では2004年10月より勤行が簡略化されたものの
広宣流布御祈念と諸願祈念は朝と夕方共、両方行う事にした

f.題目三唱


6:五座:歴代会長への報恩感謝と先祖回向

a.鐘を鳴らし 斜字の部分を除く 方便品を読経
b.鐘を鳴らし 寿量品(自我偈のみ)を読経
c.鐘を鳴らし題目(時間は自由 題目終了時は鐘を鳴らす)
e.題目三唱後 御祈念

 [創価学会 初代会長 牧口常三郎先生、二代会長 戸田城聖先生の
  死身弘法の御徳に報恩感謝を申し上げます]

【解説】
この御観念文は、1991年以降 新たに制定されたもので
それ以前は題目三唱後、次に述べる回向に入っていた
尚、1977年の一時期、ココか4座に 上記の御観念文が入っていて
創価学会の更なる発展等も御観念文に追加していた筈である
しかし、例の宗門事件が起こった為、この御観念文は翌年消える

e.題目三唱後 回向 (回向中は鐘を鳴らす)

 [先祖代々ならびに会員 友人の先祖代々の諸精霊、追善供養のために]

 [当門流信仰の面々、内得信仰の面々、各々 先祖代々の諸精霊
  追善供養証大菩提のために
]

f.題目三唱後 再び御祈念

 [世界平和と一切衆生の幸福の為に]

 [乃思法界平等利益自佗具安同帰寂光]


9:鐘を鳴らし題目三唱後、勤行終了



【夕方の勤行】

夕方の勤行は初座と四座が省略される
従って、夕方は二座からスタートし三座と五座だけ行なう
by eco_eco69 | 2007-01-06 15:00 | 正行・助行