以常見我故 而生恣心 放逸著五欲 堕於悪道中 我常知衆生 行道不行道 随応所可度 為説種種法 毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身          南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経。


by eco_eco69
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

「三妙合論について」 (戸田城聖氏の指導)より

寿量品に 三妙合論 の説があります。

三妙とは本因の妙 本果の妙 本国土の妙で、あります。
文上において (この場合は法華経を鵜呑みにする読み方)
寿量品の上から見ますと 「我実成仏已来」本果の妙であります。
(我実成仏已来:我、実に成仏してより已来=つまり 私は遥か昔に成仏している )

しかも 「仏は浄土のみいらして 娑婆世界には おられない
・・・と 言うのが 法華経以前の学説であります。

しかし寿量品には、「娑婆世界」と言う
本国土妙 が 説かれております。


それは仏が 娑婆世界に 凡夫と共に、菩薩と共に
また声聞縁覚と共に 或いは 畜生、餓鬼などと共に
みな一緒に 十界 おのおの 同居しております。


この不思議さを 本国土の妙 と、言います。
仏の本国 と言うものは、娑婆世界である。と言うのであります。

しかも、その仏の境涯を得るのは 本因 があり
それが 「我本行菩薩道」 ・・・と言うところであります。
(我本行菩薩道:我れ本、菩薩の道を行じて…
 所謂、私は菩薩の修行をして感じ、それを導く事)


「我実成仏已来」 これは、仏の本体 で あります。

即ち、文低 (この場合は 「御儀口伝」による法華経に対する日連大聖人の解釈) より
これを論じますと 御本尊に当たります。

これを 文上においては
“五百千万億 那由陀阿僧祇の三千大千世界” が あって
 コレを磨り潰して粉として… 」

(大雑把に言えば 「遥か昔から」 と言う意味 個人的には「時間」と解釈した)
・・・という処が、御本尊の境智を仰っているのであります。

即ち 文低からコレを論じて参りますと
大宇宙、即、御本尊であり
南無妙法蓮華経の生命 と言うものは、「我実成仏已来」
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
我れ 仏を得て この方
仏になって より この方、「大宇宙と共にある」

・・・・と、読むのが 文低 で あります。

しかも
「娑婆国土以外には、本当の仏は いらっしゃらないのであります。

娑婆に仏がおられなかったならば、そんな仏は
「迹仏」
(譬えると「腐っても鯛」 で あり
「権仏」
(この場合は「武器」と言う見方もある)で あります。

娑婆世界 に おられる 仏 こそ、真実の仏 で あります。

その 仏 に なるには、みな 菩薩の道を行じたのであります。
「我本行菩薩道」であります。


しかし、これを文低より論じて行くところに
「本果妙の“釈尊の仏法”」と「本因妙の“教主釈尊”」 との 相違
はっきりしてくるのであります。
・・・と言うのは
文上から このまま眺めても、「我実成仏已来」と言う事は、即ち
御本尊本体 で あります。

ですから
この「御本尊本体」 を 「本体」として 釈尊が姿を現じております。
ですから、「本果の世界」 を 現しているのであります。

ところが 日連大聖人になりますと
仏自体の立派な姿 を 現じられない のです。

即ち 仏になる本因 を 論じ 仏になる本因 を 行ずる ので あります。
ですから 「本因妙の仏」 と 言う以外に ないのであります。

大聖人が 生まれながらにして「御本尊の体」 を 現し
「御本尊の行」 を 行じられたならば
それは“菩薩道では なくなる”ので あります。

菩薩道と言うのは、菩提薩捶【ぼだいさった】と申しまして
「仏になる道を行ずる」のを言うのであります。

御書の何処を拝読いたしましても
「我れ仏になって、霊山で お前等を救ってやる」とか
「私はこれだけの難を忍んだので、私は、そのうち 仏になるだろう」
・・・と 書いては いないのであります。

日連大聖人の御行動は、本地内証の位においては 仏でいらせても
行ずるところは、菩薩であります。

その菩薩を一括して 即ち、文上でいえば
五十二段の本因初住の文低にあたる処の「南無妙法蓮華経」という
仏、本体 を 信じて 我々は 仏になる ので ありますから
大聖人の仏法は 本因の妙 なのであります。

故に 大聖人を「本因の仏」と称し
寿量文上の仏を持って「本果の仏」と称し
ここに「本因妙」と「本果妙」の区別があるのであります。



「三妙合論について」 
―和光社刊 戸田城聖講述:日連正宗 方便品、寿量品講義
  P.177~179
  (1958年1月1日:創価学会本部にて)

人気blogランキングへ
[PR]
by eco_eco69 | 2007-06-12 18:06 | 資料