以常見我故 而生恣心 放逸著五欲 堕於悪道中 我常知衆生 行道不行道 随応所可度 為説種種法 毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身          南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経。


by eco_eco69
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:小説『創価学会、崩壊』( 12 )


~第四章 苦悩(3)~


1:

伸一は、粛正しすぎて
数少なくなった側近たちのことを思い出していた。
そして、頼るべき身内・わが分身・
城正のとどめのような一言にショックを 受けた。

 「名誉博士号なんて、オマケ博士、オツリ博士なんですよ。
 1000個名誉称号とろうと、一つの博士号より劣るんですよ。
 大学院に行った私でも正式の博士号は取れてませんよ!
 トインビーなんかの言葉まで偽造して
 威張れるようなものじゃない!」

そもそも名誉博士号が
こんなに軽いものだとは、知らなかった!
学歴がないから知らなかった。
努力してきたのに・・・・

そうか、だったら
層化大学から博士号をもらうようにしてみよう!
日本の大学の名誉博士号も
名誉教授号もくれないそうです、と言われたので
層化大ならできるかもしれない。
嫉妬でくれないとか言ってみたが、多少無理がありすぎた。

層化大学なら、創立者特権・独裁者特権で可能かもわからない。
・・・・が、もし博士号を特権で出すようなら
文部省も黙ってはいないだろう。
それは、層化学会のみならず、層化大学の死を意味する。
伸一は、ある技術者が論文だけで博士号を取得したことを思い出した。
層化大ににいる教授どもをゴーストライターにして
博士論文を書かせればよい …と、
層化大の学長に電話し、この用件を依頼した・・・・・が。
層化大の学長は、う~ん・・・ と ウナッタまま頭をかかえた。

さっそく山本チルドレンの田島理事長と相談し学部長に聞いてみた。

「論文は代作できても、外国語試験2ヶ国語は
 本人に受けてもらって 合格してもらわないといけませんが
 そこがネックかも。」
「でも、文部省が納得しますかねえ」
「外国語は、通訳の矢蔵良子に受けてもらえれば・・・・」
「ああ、矢蔵さんは今は麻薬の一件で執行猶予期間とか・・・」
「じゃあ、二人いるのかな。秘密が守れる語学者二人か」
「でも、どこで、どういう分野の博士号を仕上げるのか。」
「学術論文書いたことあるのかな?」

なあぞと、果てしない論議が続くのであった。

「やだやだややだよぉーー!!
 なんで俺の言う通りにならないの?罰が当たるよ!
 師弟がわかってない!!
 俺はソーリツシャだ 私に呼吸を合わせなさい!
 私が記別を与える!私を離れて成仏はありえんのだ!!
 勝手なことは許さん!私がいないと全人類は地獄行きなんだぞ!!
 私が私が私が私が全部やったんだ
 私だ俺がすべてなんだ 馬鹿野郎!
 馬鹿野郎でいいんです!闘いなんです!私を守りなさい!」

などと伸一は言う。

自ら率先して行動した日蓮大聖人の精神とは
全く違う行動であった。
自己保身のかたまりのような伸一の行動は大聖人のみならず、
牧口・戸田先生からもさぞかしお叱りをうけるだろう

裁判も自らが出たくない、出ないために裏工作資金で対応させ
弟子を 傷つけ、粛正する。
大聖人に顔向けできないニセ指導者の姿であった。

「私は日蓮の生まれ変わり、私は本仏である。
 このことは本弟子と直弟子だけに教えるものである」


2:

層化大始まって以来の拡大教授会で、
対策委員会を立ち上げることとなった。
文部科学省の層化分子もこの対策委員会に加わり、
大作の博士号を超法規的に取得できないかを議論した。
この議論の中、「教授会で陰謀が企てられいる」と
2チャンネルに告発されてしまった。

この事態に教授会対策委員会は・・・・

「影武者になるような賢くてデブで下品な
 ソックリさんはおらんのかね」
「少しでも似てたらあとは整形してしまえばいい」
「よし!全国の学術部をあたってみよう」

こうした伸一へのニセ博士号授与計画は、頓挫してしまった。

途中、博士号取得のために
学術部から影武者を作ってという ことまでが検討されたが
さすがに整形してまで という 途方もないことを受け入れるほど
末期層化学会で伸一は独裁者ぶりを発揮できなかったわけである。
学者の良心のほうが、 勝ったともいえる。

ネックとして、伸一の語学力のなさが圧倒的だったこと。
やはり・・・

「マッハロー、バッハロー、キンタロー、バカヤロー」 とか
「ウーマンっぽい・・・ キンマンコ」とか
「ニュウーヨークは入浴?」 と 言っているのが お似合いの男だ。

この事態の背景には
秋月元会長、腹田会長の官僚的な人間の適切な配慮があった。
途中、学術界には無知な長谷副理事長の
ヒステリックな「本当の博士号を!という」茶坊主的な動きもあった。
2chなどインターネットへの告発と言うのも背景には あった。

秋月は「腹田から、相談を受けた時には
「そんなことまでしてまで ニセ博士号の取得してまで
 自己宣揚するのか?」と 改めて思った。

―洸命党からの文部省への圧力
  層化大学内での伸一や理事長の謀略が露見していたら、
  層化大学や層化学会の自滅が早まる。
  戸田先生にも申し訳ない・・・

・・・が、それを知った 伸一の狂乱ぶりは、すさまじかった


3:

伸一は、「2chに陰謀を告発した人間に仏罰を与えよ!」と指令した・・・。
学会幹部会は
「陰謀などなかった。告発者とスレを削除しなかった
 2ch管理人を 名誉毀損で訴える」 と 精強新聞で発表した。
それに反応した2ちゃんるでは、この件で 大々的な祭りが始まった。

2006年9月の中央幹部会、10月の中幹での
牧口参加者の面前での 秋月会長への伸一の罵倒は、金日成を越えた。

10月には、6期目の秋月会長の就任を受けて、伸一は言った。
「会長に選ばれたからといって、自殺するんじゃないよ!」と言ったり、
10月には、バリ雑言たりしたり、辞職した洸命党の委員長に言わせた。

伸一「お前は、秋月にいじめられたんだよな」
閑崎「はい、いじめられました。」大きな声で答える。

これが4、5回繰り返された。

任命されたばかりの秋月会長に やめろ!という
布石なのかもと思わせた。

毎回の中央幹部会で秋月への伸一の罵倒ぶりは
正教の四面どおりだった。
4面は、大患部を仮に登場させて
伸一の言葉を記者が代筆してるのが、よくわかる 伸一の話し方であった。
そして、こういう場面は、全国中継ではすべて、カットされるのであった。

10月の牧口講堂でも
洸命党の閑崎委員長他30名近くの議員も参加していた。
そして、伸一は

「閑崎をやめさしたのは、秋月だろう!
 秋月に止めさせられましたと言え」とも言った。
それに対して「いじめられました」発言の繰り返しと、
「秋谷 お辞儀して 誤れ!」と言って あやまさされた。

いつもの幹部会での秋月への罵詈雑言 とは違っていた。

だが、原山・竹人・矢野・市田・石川・閑崎・大侘と続く
洸命党委員長 の任命で
山本伸一の任命という御下命でないものは、なかった。
そのうち、影響力の残りかねない竹人・矢野は、
4面でたたいたものの 創立者と言う言葉で 影響力を残したい
伸一の責任は重い。

―このオッサンが偽物で
  ただの強欲なスケベジジイだなんてことは
  とうにわかっている。
  ただ今の自分の生活を守るために、言う通りにしているんだ。
これが居並ぶ幹部たちのいつわらざる心情である。

そして11月N新聞へのリーク記事に秋月退陣記事が掲載された。

秋月前会長と腹田新会長を紹介した
12月の中央幹部会でも 伸一の秋月に対する
いびり・いじめは続いた。
伸一が、前に居並ぶ男子部を次々指名して
「秋月のインチキ野郎!」と言うようにと命令した。

秋月前会長(全国会議議長)の目の前で。
指名された男子部員は次々に「秋月のインチキ野郎!」
「秋月の大嘘つき野郎!」と 伸一の隣まで呼ばれて
大声で叫ぶように伸一に指示された。

秋月さんも真っ青だった。
伸一は満足そうにニヤニヤしていた。

これは中幹の同中ではカットされて全国に放送された。

ただ、インターネットの中で広まりだした。
そういう場面も全国中継してもらいたいものだという
層化会員の声は全国に広まっていった。 情報操作はいけない。

http://society4.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/




【仏罰】

アンチ層化対象者に対して、
誹謗・中傷などを行い、 かつ集団付きまとい・嫌がらせを行うことで
対象者の生活・精神破壊に至らしめ、
最終的には、社会からの抹殺及び自殺に追い込む
中学生レベルの苛めのこと。

《層化仏教大辞典より》
[PR]
by eco_eco69 | 2007-01-09 17:46 | 小説『創価学会、崩壊』

序章: ~群衆~


昨日から降り続いた雪は、どうやらやんだようである。
東京、信濃町。
今年は例年になく雪が多い。
山本伸一の執務室からも、 月明かりの中に白く埋もれた東京が見える。
時刻は23時を過ぎていた。

「いつの間にか、ずいぶん遠くに来てしまったな・・・」と、
山本はつぶやいた。
つぶやいてから 少し気障だったことを恥じた。
「まあ、いい。 小さなコトを気にしてこなかったから、いまのオレがいる。」

この雪にもかかわらず
何万とも分からぬ群衆が、 創価学会本部を取り囲んでいた。
みな、あの記事を読んだのだろうか?
窓の外からは、山本への罵声が聞こえてくる。
「金返せ!」「クシジジイ!」「センセー、死んじまえ!」
学会本部はもぬけの殻である。
多くの本部職員は、危険を察知して、逃げた。  伸一を置いて・・・・

伸一には帰る場所がなかった。
―クソジジイ か・・・
自分に与えられたどんな称号よりも、 ふさわしいような気がしていた。



不意に、胸に激痛が走った
手を当てると、真っ赤な血潮で掌が紅に染まった
「この俺を慰める奴はもういない・・・!」
昔のへヴィメタルのワンフレーズが不意に浮かんだ

執務室の玄関には、血走った顔の山友がいた
手には拳銃を持っている。 伸一は撃たれたのだ

「ヘヘへ先生。一緒に 堕地獄 しましょうぜ・・・」
山友は、昔から相変わらずの薄気味悪い ごま塩頭を
揺ら揺らさせながら、こっちへ近づいてくる

本部前 で 騒いでいる会員や、騒ぎを聞きつけてやってきたマスコミ
抗議の右翼団体も
この 二人の最期の対決 には、気づいていないようだった

・・・・と、そこへ
山本を救うべく、賀状会の精鋭部隊 五十人ばかりが
必死の形相で山友との間に割り込んできた。
「先生を撃つなら 我々から撃て!!」と、口々に叫んでいた

だが、山本は静かに言った。
「君たちはまだ若い これからの人達だ
これも我が身から出た錆び 潔く死んでしまおう」
…と言いつつ、本能的に後退りする山本だった。

後ずさりする山本は、足元にあったものに気付かず
つまづいて 後ろ向きに倒れてしまった。
寄る年波には勝てないのか?
 
「う ぎ ゃ あ ー 助けてくれ!」
胸と後頭部から血を流しながら叫んだ。
「高等部が危ない・・・」 などと、意味不明の言葉も はいた。
いつもの指導癖が出たのかもしれない。
山友の撃った弾は、山本には当たらず、後ろの壁にあったたのに、
なぜか ショックをうけたとたんに 
昔 わずらっていた 肺結核の症状が 急に出て
胸の鮮血に なったのだった。

「おどして改心させようと思って、玉を はずした のに、
肺病病みが再発するとは・・・・ なんと運の悪いやつだ。
題目・勤行をさぼっているのではないか?」
山友は、思わずつぶやくと、拳銃の銃口を、床に向けた。

賀状会のメンバーが言った。
「撃つな!」「撃たないでも 先生の命は長くない」
「われわれも、魔に殺された仏という汚名を師匠にかぶせたくない。
ニセモノだったと後世まで言われてしまう。」「せめて自然死を!」

山友は言った。
「魔とはなんだ。俺のことか? 仏とは、山本伸一のことか?
まだ、お前たちは、マインドコントロールされているのか?
今日の夕刊の記事で、山本の隠し財産が3兆円ほど、
ブラジルやアメリカ の銀行にあり、摘発されたのを知らないのか?
みんな、お前たちの財務 の上がりだ。元の 中道 の証言まで載っている。
アメリカCIAも動きだしているのだ。 他にも・・・」
池田仏論で ミソをつけたことも知らない 賀状会のメンバーは
息をのんだ。


山友が、3兆円の隠れ財のあと
「他にも・・・」と、言いよどんだ話は、何か?
実は、200*年の、正月 伸一の長男 正弘が
「次男の死因は、山本伸一への 仕返しの自殺だった。」と
告発するという伝聞が 週刊新海という雑誌に載り、
それを読んだ 地方幹部や秋月元会長が、正弘氏に確認したら
「私自身が正月に なったら
さまざまの犯罪・悪事をすべて告発する」ということが
明らかになったのであった。

本部の職員の多くが去り
いまや 数万の抗議の群集に取り巻かれた本部。
そのなかで、山友と 伸一の直接対決。賀状会50人あまり。
山友は、つぶやいた。
「俺が告発した時には、少しの地震だったが
正弘の告発は、メガトン級の激震となったようだ。」

次男の久弘の子どもの件だった。
久弘の嫁になった陽子は、もともと
層化大学時代に 山本伸一のお気に入りの学生だった。
大学内の創立者専用 特別フロアにも
陽子だけは自由に出入りを許可されていた。

陽子だけは
「伸一の特別教育を受けているのではないか?」と
同級生からの羨望 の的になっていた。
その後、伸一のすすめで 陽子をめとった久弘。
将来 層化学会を伸一の後をついで会長になる と 衆目が集まり
得意の絶頂の 久弘。
皇室並みに ご学友グループをつくり、エリート集団と呼ばれた。

見目麗しい陽子との 新婚生活、そして長男の誕生。
・・・が、変な噂があるので DNA鑑定してみた 長男 大城が、
なんと 自分の子でなく、兄弟だったとは!

閑話休題…
それも その筈 山本伸一は、
不出生の大いなる覚醒者 と言う 呼び声にも拘らず、
ダライ・ラマの生まれ変わり伝承、
あるいは、また輪廻転生の妄想 に取り付かれて、
我が身絶える前に 観世音菩薩の子 として、
この世に再び生まれ出ることを念じていた。

山本は、日夜観世音菩薩像に向かい
我が陰茎を擦り立て、精を発していたのである。

衝立の陰から、山本の様子をジッと見ていたのは、
山本お抱えの A医師だった
A医師は、かねてから
山本の不行跡の尻拭い、つまり 堕胎をさせられていたのだ)

は山本の陰茎から ほとばしった、
栗花の香り臭う精液を 素早く ピペットで吸い取り、
そのまま 何処となく 立ち去ったのである

実は、が行った先の別室には
うら若き女性が下半身を晒し、膝を 立てて
無防備のまま横たわっていた
はピペットの先端を女性の股座に差し込み、
精液を膣内に注入した のだった

山本は 「己の信念で精を飛ばし、我が分身を作った」 と
確信するに至った



「フォッフォッフォッフォッ、メガトン級の激震とな。」

山友の台詞が終わるのを「待ってました」と ばかりに、
不適な笑い声とともに
山本伸一はユクリとその体を起こした。
そうして地獄の羅刹みたいな形相で言い放った。
「この世の全ての因果律を超越しているこのワシが
息子の 自殺如きに驚くものか!!
確かに久弘の嫁を孕ませたのは このワシじゃが、
それは 決して 凡夫どもの為し得る仕業ではない 
奇跡なのじゃ
ワシは交接などという 動物的手段に寄らずして
ワシの 法力で子を成したるからじゃ アッハハッハッハッハ」
山本は喉チンコもあらわに馬鹿笑いするのであった

…と そのとき
賀状会の精鋭達の間から、唸るが如く吼えるが如く 湧き上がる
『キンマンコ~キンマンコ~』の声明
おおっ、これこそは、
瓦解淫の中でも、賀状会にだけに 伝承された と 謂れの ある秘儀・・・・
―聞く者全てに対してその肢体の自由を奪い、
論理的思考を停止させ、茫然自失の境地に追い込む
という、門外不出の荒技ー『輪唱キンマンコ』だァ

さすがの山友も、手にした拳銃をバッと投げ捨て
「それだけは止めてくれエー」と 頭を抱え込んで ひれ伏すのだった
これは一体どうしたことなのか?

山友は引き下がったものの、学会本部を取り囲む群衆は数を増していた。

何故、このような事態になったのだろうか?
山本は窓の外に回想の思いを見ていた。
連立政権の崩壊 国会証人喚問、相次ぐスキャンダル、
次々に寝返る幹部達…

何もかもが悪い方向へ動き出した
動きが始まってからは 一瞬だった。



やはり、ここまでにいたるきっかけは、昭和52年ころに、宗門と別れるべく
巧妙に宗門を怒らせて、わが層化学会と手を切るように
あちらから動き出す ように 仕向けたことだろうか?

十条と山友の進言があったので
目の上のタンコブ宗門から、うまく破門 させた。

あの謹厳無比の十条は、58の若さで学会会長時に 突然死し
山友も、私を裏切り キョウガク部長 原山まで道連れに 
反旗をひるがえした。

それにしても、 私の側近は、身近になると
次から次に私への憎悪をつのらせる。

私の味方は、私の唯一の金言だと認める「キンマンコ」を
『キンマンコ~キンマンコ~』 と 熱唱してくれる賀状会の精鋭と
私と結ばれたことのある女どもだけだ。

いや、結ばれたのに私を訴えた女が北海道に一人だけ出た。
「宗門はC作戦で 好戦流布に功績のある わたしを切り捨てた」と、はやし立て、
ニッケンのご本尊をひそかに回収して
学会にい続けさすことに成功していたのに。

だが、頼りにしていた次男の久弘は、20台で若死にし、
なんと、 まさかの長男の 正弘まで 私に反乱しようとしている、、。
これは、夢ではないか。事実なのか、小説なのか?

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/1-19




【注釈】
A医師

未確認情報だが A医師とは
ミドリ成約血液製剤事件で有名な安倍氏であり、
山本の宿敵で安部Nと多少のつながりがあるかも…

つまり、葬化に混乱をもたらすために送り込まれた”草”が
A医師なのである
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-26 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第一章: ~常勝~


その前年の秋、バブル後
異例となる 5年間の長期保守安定政権を維持した
小林順一郎首相が退陣した。

小林は官邸を去るにあたり、伸一を信濃町に訪ねた。
次期総理候補と目される官房長官、安達新造を連れていた。

ちなみに、この安達は、伸一とも親交のあった 峰総理の孫であり
その父 安達慎太郎は 太石寺を訪ねたこともある。
「山本先生のおかげで、私も5年間総理を全うできました」
小林は安楽椅子に腰掛け、葉巻をふかせる伸一に頭を下げた。

「あとは安達君に任せたいと思います。
どうか、山本先生のお許しを頂きたく参上しました」
―「ホッホッホ、安達君のことはよく知っていますよ」
伸一は葉巻を置いて、答えた。「いいでしょう」

安達は頭を下げた。「ありがとう、ございます」
―「ただし、条件がある」
「なんなりと、申しつけ下さい」 安達は、その姿勢のまま答えた。
―「国連中心主義を維持すること、そして憲法改正は慎重に行うこと」
「かしこまりました」
―「そして・・・」と、伸一は 安達の肩を掴んでいった、
―「私はノーベル賞が欲しい。努力して、頂きたい」
「かしこまりました」 安達は答え、そして付け加えた。
「その代わり、どうか恍瞑党支持者の
 積極的な選挙協力をお願いいたします」
―「努力、しましょう。ワッハッハッハ」
伸一の高笑いが信濃町、学会本部の執務室に響いた。

―この若造、小林以上に利用できる。  そう感じた。

だが、伸一は、戦後世代初の総理大臣となる 安達の
本当の恐ろしさに、まだ気付いていなかった。

今から考えると、このときが 創価学会、
そして山本伸一の絶頂期であったかも知れない。



安達新総理が誕生した。 ・・・・とたん
『秘書が、党一教会員のメンバーで
過去にも何度か安達新造は、党一教会の大会に祝電を送っており
両者の癒着関係は深い』旨の報道が 『週刊新海』をはじめ
幾多の週刊誌を にぎわした。

これは、峰総理、安達慎太郎、安達新造と
三代に渡っての癒着関係 であり、こうした人間関係の結果
自民党の100人をこえる議員が 党一教会員を秘書にしており、
自民党の本部職員にも、
多くの党一教会員に占められていることが判明した。

事実、安達新総理の所信表明演説は、「美しい国づくり」と
党一協会の教義・指導で占められていた。

報告を聞いた山本伸一は
「うーむ、朝鮮宗教と噂されている党一教会に 
 あの党は 犯されていたのか
 だが、でーじんを出すように なった洸瞑党のほうが、
 わが層化学会員の独占率は高いだろう。」

側近になった腹田新会長は
「独占率は高いのですが、国会周辺にいる 実数は、
 もう党一教会のほうが多いようです。 君、あの資料を持って きなさい。」

2chをはじめ、インターネット調査担当のの若手副会長が持ってきた

プリントには、驚くべきことが書かれてあった。
はじめてみる資料に 伸一は わなわなと手がふるえ、
頭が錯乱してくるのを覚えた。

「なに!? 私が 朝鮮人 で
 わが 層化学会 が 北朝鮮宗教 と、巷では いわれている・・・・・
 なぜだ!! わしが“太作”から“大作”に変えた人を見習って、
 “新池”から“伸一”に名前を変えたのは、バレているかも知れない
 …と 思っていたが
 朝鮮名まで 調べたやつがいるとは・・・・ 成新地・・・ うむう・・・・
 それは、ともかく
 『“投票した私”を 見たことがない』、というのは、困った・・・
 ―なななんだ、オーム、党一教会、層化学会 を同列にして
 『半島宗教』と いうやつ までいるのか!?
 早く、参政権を帰化した人に与えるように洸瞑党にあせらせろ!」

腹田会長は、緊張した趣で おそるおそる言った。
「あのう・・・・ 帰化した人でなく
在日朝鮮人の方々ではないでしょうか?」

山本伸一は、反論されたことに ますます怒りを高じて
「馬鹿!そんなことは、どうでもいい!
 お前は、「ハイハイ」 と 言っていくだけの 会長だ!
 私にいっさい反論するな!!!!
 私に逆らうと、こわいよ。
 それにしても、わが層化学会は、常勝であるべきだ。
 仏法は勝負だ。 党一教会ごときに 負けているようでは、だめだ。」

腹田は、「でも、学園出身者が、多くいます」 と 言おうとしたが
ぐっと 言葉を飲み込んだ。

この人に意見を具申すると駄目だ。
山友や福嶋と同じようにされかねない。

伸一は まだ何かいいたげな腹田を
執務室の外に追い出し、物思いにふけることにした。

―ここは一つ、来年の参院選で大勝して
目にものを見せてやらねばなるまい。
1000万、いや1500万票は欲しい・・・・・

このとき、衆議院は
安達の率いる自由民衆党(自民党)が290議席を占め、
郵政造反組や自民党を離れた国民倶楽部
新党ジャパンの議員を合わせると
300議席を 優に超える状態であり、その国会運営は盤石であった。

―もし、参院でキャスティングボードを失えば、連立解消も有り得る。
「野党転落」それこそが伸一のもっとも恐れることだった。

だが、伸一には自信があった。 民衆党に大沢がいる。
野党第一党、民衆党の大沢一郎は学会との関係が深い。
いざとなれば、豪腕 大沢と手を組めばいい。

民衆党で唯一の心配の種であった前原一誠グループは、
伸一が仕掛けた『ガセメール』事件以来、目立った動きはなかった。

そのとき、伸一は思考を中断させられることとなる。
世界各国の大学、学術機関から伸一に送られた名誉称号が
200に達したという知らせが入ったのである



―そうか、やっと200になったか、
これを集めるために どれだけの 金と労力をつかったか。
旧制の商業学校中退の私が、どれだけ苦労したか。

卒論代作で何とか、不二短大の卒業資格をとったが
苦労の割りに何の賞賛も なかった。
中には、経歴に書くと
「竹伊理(元洸瞑党の委員長) と同じ、学歴詐称だ」
・・・と、いうやつまで 出てきた。

機関紙4面で、優秀な記者に 口汚い対談記事で
竹伊理攻劇を、苦労してでっちあげさせたのに
うちの学会員にすら不評だった。

―あの竹伊理と 同じ詐称にされてしまっては、とんでもない。
まあ・・・ 登場させた幹部は、
うちの メンバーからも馬鹿にされだしたのは、けがの功名だった。
 
―私以外の人間が、会内でも、尊敬されないようにしないといけない。
尊敬されるの私だけだ!!!!!

―それにしても空家は、なぜ100ほど名誉称号を取ったときに
大祝賀会を もよおさなかったのだ。
私が外国各地の幹部や学術部員から巧妙に働きかけさしたり、
大枚の寄付をして努力してきた成果なのだぞ。
おれに反発して いるのか?

―100の時にせずに。200の時に祝賀会というのも
不細工だが、 チャンスだ。
各界各層から絶賛の声というのを演出しよう。
全世界の学会 幹部に号令をかけよう。
ほんと銭食い虫の幹部連中だ。
そうだ、祝い金で 金も回収しよう。
洸瞑党の閑先・大他に言いつけて、金を集めてやろう。
 
―でくの坊の 洸命党め。
「選挙違反になる」といって寄付すら渋りやがる。
どんどん祝い金を集めろ! 
そうして俺は、永遠の神になる。
いや、永遠の 仏だった!
ノーベル平和賞を取れるようにはたらきかけて数十年。
いよいよ、 ちかずいてきたかもしれぬ・・・・・

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/20-33
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-25 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第二章~死闘(1)~


その12月、帝都国際展示場で SGI(創価学会インタナショナル)
および創価学会の合同大会が開催された。
山本伸一の名誉学術称号200の栄誉を称えるためである。

世界191の国、地域から集まるSGI会員のために
チャーター機が 用意され、
成田空港と国際展示場を往復する『創価臨』が復活した。

そもそも、当初の年間日程に、この合同大会はなかった。
伸一が、わずか2週間で準備させたのである。

伸一の設立した層化大学や、東西の創価学院は
すべての授業を体育に差し替え、マスゲームの練習を強行した。

さらに 全国の学会員は 臨時財務を命じられ
洸瞑党を巻き込んだ 資金集めが行われた。
2週間のうちに集められた金額は のべ 80万ドル。
このことは、将来の火種となった。

伸一は、日本のみならず世界各国の要人に招待状を送った。

おもなものは
内閣総理大臣の安達新造、 天皇皇后両陛下、 アメリカのペリー大統領
ローマ法王、 国連事務次長、ノーベル財団総裁、
北朝鮮の金正日国防委員長、 韓国のノムヒョン大統領などである。

伸一も、さすがに本人が来てくれるとは思わなかった、
―せめて祝電・・・
  ひょっとすると代理人が来てくれるかも知れないと考えたのだ。

なお、伸一が金国防委員長とノ大統領を招待したのは、
日中国交回復を自らの功績と捏造したのと同じように、
―将来、自らの『民間外交』の証拠として使えるかも知れない
・・・と、考えたからである。

それにゴルバチョ元ソ連大統領もだ。
ソ連と中国は、金に困っているから
金を貢げば何でも言うことを聞いてくれる。
だから、名誉称号も、ほとんど、 中国・ソ連からだ。

―おおそうだ、ソ連は、今はなくなった。
  共産主義国は、大学も国家経営だから
  大学の名誉教授、名誉博士もとりやすい。

―それにしても、ドイツのノベル賞は、
  金で動かないから、なかなかむつかしい。
  遺族のノベル財団くらいじゃな。
  わしに称号をくれたのは、ゴルちゃんも、 ノベル財団も、
  過去の栄光のところは、みな金にこまっている。
  国連もだなあ。

―もっと、外務省の大鳥会と、洸命党議員を働かさねば。
  そのために送り込んだのに
  ノベル平和賞のマタイも、金に困っているから、
  こちらからもアクセスじゃ。
  財務をもっとささねば、号令をかけさせよう。

それにしても、中国が圧倒的で、
南米、ソ連、アフリカ、アジアと称号 のほとんどが、まづしい国ばかりだ。
欧米からは、なぜ少ない?

日本の 大学もないのか?
ハーバード大学、オクスフォード大学
東大、京大から もらうようにできないものか?

会長にしてやった腹田とか、層化大の教授 には、
東大や京大卒もいるだろう。 学術部にもいるだろう。 
働きの悪い やつらだ。

―「師弟不二や、師匠への恩返しこそが、わが学会精神だ」と
  私への忠誠を 指導してるのがわからんやつらだ。
  同窓生の教授に働きかけて取ってくる くるのが、恩返しだろう。
  ほめたたえる祝辞を集めてこさせよう。

―アメリカ層化大の教授連中も、さっそく動かそうか。やとっているのだぞ。

この史上最大の合同大会は、
「常勝、そして栄誉の日 世界桂冠詩人とともに歩く創価の王道」 と
名付けられ
全世界からのべ170万人が会場を訪れた。

帝都国際展示場には
東展示場、西展示場の2つがあり、「グロリア」という
メインストリートで結ばれている。

学会は「帝都国際展示場」を建物ごと貸し切り、
伸一や幹部の講話の実ならず
マスゲームや屋外での花火大会を実施した。


創価学会会長を事実上解任され
九州長として左遷されることが決まっていた。秋月栄一
(小説人間革命に則り、以下同)は、のちにこうふり返っている。

「もう、びっくりした。―山本さんのどこにそんな魅力があるのか? ・・・と。
 だが、こうも思ったね
 ―ああ、学会は行くところまで行ってしまった ・・・と
 ―もう ここまでくると、あとは落ちていくだけだ。 ・・・とねw
 ―こんな、学会はダメだ。山本さんを倒さなきゃいけない
  ・・・と、思ったよ 」

彼が、九州で『秋月の乱』を起こすのは、その半年後のことである。



「史上最大の祭典の始まりです!」
大会は、ベートベンの『歓喜の歌』とともに始まった。
層化大学、創価学院生はマスゲームによって・・・・

「Y,M,A,M,O,T,O」 「200!」 の文字を交互に描いている。

伸一に称号を授与した各国学術機関の代表者に続いて、
民族衣装を着た世界各国のSGI幹部がアルファベット順に入場し、
最後に「ジャパン! ソーカガッカイ!」の声ととともに
学会幹部、そしてが洸命党のすべての国会、地方議員が入場した。

『歓喜の歌』が終わると、スタンドからは
「ヤマモト!ヤマモト!」の一大合唱が起こった。

腹田は
「偉大なる師と共に歩む我々は、
ことに広宣流布の実現を高らかに宣言する。
創価学会、創価学会インタナショナル万歳!」 と叫び、
大会の開会を宣言した。
観客は三色旗を振って、それに答えた。

そして、伸一が入場したのである。

「このたび、わたくしの名誉学術称号200に際し、
 学会員ならびにSGI会員の諸兄諸姉から
 自主的に、 このような式典を開いて頂いたことを感謝します」

伸一は、落ち着き払って、こういった。

「思えば戸田先生から、『伸一、広宣流布は頼むぞ!』
 こういわれて ずいぶん立ちました。 ようやく、実現できました」

会場の人々は歓声を上げ、三色旗を破れんばかりに降った。

そして、伸一は、自分がいかに日中、日ソ国交回復に尽力したか、
いまも民間外交に活躍してるかを自慢げに連呼した。

伸一の『功績』が語られるたびに、拍手は鳴りやまない。
さらに、まだまだ仏敵は存在すること、
まだまだ広宣流布は拡大できることを連呼した。

最後に、伸一は叫んだ。

「わたくしが、創価学会であり、SGIであり、
 そして、創価学会こそが世界そのものであります!
 創価にあらずんば仏教に非ず、すべて邪宗なのであります!
 魔に侵されることなく、つねに大勝利をして下さい!」

その帰りのリムジンの中、伸一は腹田にいった。

「むふふふ、どうだ、わしのスピーチは。 観衆が波打ってたな、え!
 お前に出来るか? 腹田」
―「い・・いえ、私にはとても・・・・」

腹田は媚の笑いを満面に浮かべて言った

腹田が ―「そんなこと、たやすいことですわ」 と言い放ったとしたら
伸一は お守り代わりに常に携帯している
レミントン.22デリンジャーを取り出して 二回引き金を引くだろう。
それが分からないほど腹田は馬鹿ではない

だが、そのことを報じる週刊誌の記事は…



翌日の朝、手回し裏工作をしていた朝刊各紙を
期待に胸おどらせて 伸一は手に取った。
まず、A紙。一面には、談合事件で県知事逮捕が トップだった。

「ふん、こんな大事なときに事件など起こした奴が一面か
 まあ、2面には、載っているだろう。
 ややや!? ない!!!! 3面か4面か・・・」

ないないないと、ページをくると、なんと39面の社会欄にやっと発見した。

「おいおい、たったの7行記事じゃあないか!! とんでもない!!!!
 しかも、 200の名誉称号のことが 見出しになっていない。
 『創価学会が記念大会』と だけの見出し・・・・
 うーむ・・・ やはりA紙は、赤新聞じゃ!まあ、Y紙、M紙なら・・・ 」と
つぶやきながら、Y紙をみると、記事自体がない!!!!

うーん・・・ と うなりながらM紙をひらくと・・・・

「メロン!メロンを持って来い!!」
山本は最近お気に入りの女子部幹部に言いつけ、
新聞を手にソファーに身を沈めた。

学会出入りの業者のたゆまない努力の結果として
夕張メロンが 本部の冷蔵庫に常に入っている
M紙を投げやりの気分ででみていると
事前工作が効いたのか、顔写真 いりだった。・・・・が、たったの5行記事。
メロンで口を動かしながら、「ファラダ は、いるかあ~」

さっそく緊張のおもむきでやってきた腹田は
何を言われるか緊張していた。

山本名誉会長は、おもむろに言った。

「名誉博士号、名誉教授200というのは、 すごいことだろう、
 なぜ、こんな扱いしか世間はしないのか。」
―「ええ、前人未到です、 こちらの新聞では・・連日1面トップですし、
  特集号では、新聞全部がセンセイの 記事だけです・・・」
「ばか者おぅ!!!! これはうちの機関紙じゃあないか!
 世間での扱いが大事じゃ!!!!」

腹田は、今朝から青い顔をして読んだ一般紙のことを思い返した。
「でも、 今後出てくる週刊誌では、
 こんな小さな扱いには、ならないと思います・・」 と
もうしわけなさそうに弁解した。

「やはり、本物の博士号でないと、名誉つきの 博士号じゃあネ」と言った
友人の大学教授の言葉を思い知った。

―あの時も、 「せめて祝いのメッセイジを」 と ねばって、
  こちらの記者に書かせた記事を名前入り で機関紙にのせることを
  なんとか許してもらったのに・・・・・
―あのI教授の「不名誉な ことだが、友人の君に免じて許そう」
  ・・・という言葉を、勝ち取ったのに・・・


http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/34-52
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-22 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第二章~死闘(2)~


各週刊誌では・・・ と、期待してまっていると
明日出版する週刊新海の記事をもって
担当副会長が腹田のところに飛んできた。

見出しには、「目黒区の洸命党区議6人全員辞職 その背景」とあった

―ふむふむ、いよいよ わしの出番だな。
  金平糖を罵倒してわしひとり善い人になる。
  悪いのは奴ら、わしは清く正しく美しく偉大なのだ。
  ピンチは最大のチャンスなのだ。フォッフォッフォッ・・・・

「こ・・これは、「目黒区の洸命党区議6人全員辞職 その背景」だとう!
―「ははっ、しかし、事実は事実ですので、さすがに手を回して発売…」

バゴオ! 腹田のハリセンが炸裂した。

「こ・・この馬鹿が! こんなものが先生の目に触れてみろ! おれは・・・
 君からすぐに洸命党に手を打たすようにしなさい。
 こういうことの もみ消しは洸命党の役割だ。
 だが、全員を辞職させたのは、やはり問題を 大きくさせてしまったな。
 『悪い二人だけにしときましょう』と進言したが、 受けいられなかった。
 なにか、裏があると詮索される。
 目白区議会会派消滅 は、ニュースヴァリュウが高い。
 ともかく、選挙違反にで全国市議会に 波及しないように
 早急に対策を立てるように厳命せよ。
 来年の統一選・ 参院選に絶対、悪影響をおよぼすな!!!!
 第二第三の目白区を作るな!!!」

・・・とは言え、目黒区の一件が大きな痛手であった事には違いない。



―学会勢力を突き崩そうという陰謀が動いている …山本は直感した。

―宗門や山友などの弱小反対勢力ではない
  国家レベルの巨大勢力が動いている。

疑い始めればキリが無い。

安達総理は、表向き山本と学会に恭順を誓っているが、
本質的に敵である統逸教会の 構成員である。
大沢一郎や民衆党による揺さぶりも考えられる。

誰よりも信用できないのが秋月栄一である。
既に左遷したとはいえ、かなりの数の シンパがおり、
隠然たる力を持っているのは明白である。
腹田も信用できない。いや、正確には 山本は腹田を信用していない。

山本は苛立つ気持ちを押さえようと、傍らの女子部幹部を抱き寄せた。
第一庶務は師匠の世話が役目。いかなるサービスもいとわない。
「おまえらあっちへ行っておれ」山本のだみ声が響いた。
目のやり場に困っていた賀状会の男たちは 慌てて別室に引き下がった。



その頃・・・ 自邸のテレビの前にくぎづけになった秋月は
沸き起こる興奮を抑え切れずにいた。
―草加崩壊・・・



結局、腹田は「週刊新海」の出版を妨害することは出来なかった。
『第二の言論弾圧事件』になる。・・・と危惧した
学芸部や聖教新聞社、 党内部の反発が大きかったからである。

幸いなことに伸一も大会での講話や『ピアノリサイタル』で多忙であり、
また記事そのものは安達政権への批判であったこともあって、
それほど気にしてはいないように、腹田には思われた。

だが、事態は合同大会の終了後に深刻化したのである。



反学会系雑誌には「新海」に加えて、「週刊文秋」がある。
合同大会が成功裏に終わり、
伸一の満足そうな顔に安心していた腹田は、
文秋対策担当の副会長に ある文書を渡された。

「来週発売予定の、文秋です」副会長は苦り切った顔でいった。
腹田の顔は凍り付いた。
それは来週発売される週刊文秋の原稿だった。
-----------------------------------------------------

『日本の北朝鮮! 独裁者山本伸一氏を斬る』

昨日、東京を代表する複合施設『帝都国際展示場』で、
創価学会と創価学会インタナショナル
(創価学会の国際組織)の 合同大会が開かれた。

だが、実態は学会の独裁者
山本伸一氏 の『名誉学術称号』200を称える、まさに独裁者の祝宴。
会場では、マスゲームも行われ、まさに『北』。
そういえば、山本氏には『帰化朝鮮人説』が浮かんでは消えているが・・・
〈中略〉
だが、こうした山本氏のカリスマ性にもかげりが見え始めているという。

幹部の一人は、本誌の記者にこう語っている。
「いったいこの式典に、いくらかかってると思うんですか?
〈中略〉
だれも、もう山本さんのことなんか尊敬してませんよ」

さらに、別の幹部は、
「名誉会長が朝鮮人というのは常識、 自分たちの金がどう使われてるのか
みんな(学会員)は気付いてますよ」
「全部、北朝鮮に行くんですよ」
(中略)

学会員に人気が高かった秋月会長を左遷させた山本名誉会長。
果たして行き着く先は・・・・
なお、政府は、ほとんど実体のない
米国の大学の学士号や博士号などを“販売”する「学位商法」について、
文部科学省が対策に乗り出すことを発表した。

山本センセーの、『称号』の行方も、気になる。

----------------------------------------------------

「こ・・ これが発売されるのか?」
―「はあ、しかし、ここで発売禁止に持ち込むことは… 
  逆にやぶへびでは?」
「ううーむ・・・」
―「どうも、文秋では、息のかかった弁護士に檄文をまわし
  鼻息荒いようでして、いつでもこいの構えだそうです」 副会長は言う。
「うーむ・・・」
―「言論弾圧は、今の状況ではまずいと思われます。」

腹田新会長は、目を閉じて 冷静にこれには対策を練らねば、と思った。


昭和45年(1970年)の藤原公達の言論弾圧の時は、尋常でなかった。
連日新聞各紙が一面トップの大文字で、
今の盛況新聞での山本の名誉博士号の 報道そっくりの激しさだった。

その結果、洸命党衆議院は、47名いたのに、
昭和45年の総選挙で一挙に 29名に 激減した。 
今洸命党は、衆議院31名、参議院24名だ。
あれだけたたかれ、同じ比率だと 
衆議院19名、参議院15名の激減となる。
洸命党なしで、自民党は与党を創ることも可能になりかねない。

―やはり、秋月元会長は、こういう局面を何度ものり越えてきている。
  山本名誉会長は、なんでも自分の成果にする精神病だが、
  秋月栄一さん の実務能力に嫉妬していたのだろう。
  だから、あれだけ、修羅界の怒り を ぶつけていたのがよくわかる。
―週刊文秋には、弾圧しないで いくしかない。
  これは、党にも学会にも対策本部をつくろう。

「言論弾圧、出版差止めによる
 選挙の大敗北の先例には懲りたが、 今は与党だ。
 あそこまで負けることは、今はあるまい。
 小手調べに、インターネットとやらで、
 層化攻撃されているのを 差し止めることはできないか?」
―「では、私どものインターネット攻撃隊で少し取り組んで見ましょう。」

・・・と言って、担当副会長は、さっそく取り掛かった。

―層化大学OBのキンマンコ隊 にまずやらしてみよう。
  今日は12月11日か・・・ 明日はぞろ目の12月12日。
  夜12時ころから、まず、アラシ作戦で取り組んでみよう。
―他の奴がメッセイジ を見れないように、
  連続馬鹿メッセイジの乱射だ。

「他の奴に層化だと きずかれ ないように
 層化誹謗メッセイジで荒らせ!」

だが、これは失敗だった。 
さすがにネット上で暴れることはできたが
掲示板などの管理者の反応もすばやかった。

「緊急アゲ」
「葬化の基地外がスレ攻撃 板潰しにかかっているぞ」
「良スレを保護しよう」
「層化のアラシ発見 12月」などと
掲示板には書かれしまい
その結果、良識ある民衆によって死守されてしまい
返ってイメージダウンに繋がるような
火に油を注ぐ形をとってしまったのである

「ど、どうやら失敗でして・・・」

腹田副会長は言った。

「もう報告が入っている。
 お前は、層化大OBの キンマンコ隊なぞにまかせたりするからだ。
 あのキンマンコ隊を結成した
 弓多男子部長は、センセイのまねをしたのか
 秘書グループの美女や婦人部 まで食っていた奴ではないか。
 ほんとかどうか 東大に合格したが
 『層化 大学に入学した』 と いうのを売り物にして
 センセイに抜擢されてすぐクビ になったろう。」 

―自分で「ケダモノ!」と叫んで弓多を解任したセンセイは、
  本当に人を 見る目がない。
  目白区の6議員たちの解任にしても、
  竹入、山友の裏切りにしても、
  全部 自分の人事の失敗ではないか。
  やはり、学歴コンプレックスのなせるわざか?
  学歴なんか気にしないでいいのに・・・・

学歴コンプレックスという言葉に至って
はじめて腹田は、気づいた。

そうか、名誉称号にしたって、やはりそうだ。
センセイは
「皆さんを代表していただいておきます。」などと言って
名誉博士号、名誉学術号をもらってくるように言って
我々幹部に働きかけ
さすが、だったら、層化学会に対しての感謝状にしてくれればいいのに。
普通の人だったら、そう考えるだろう。

これだったら、ミン音創立者への感謝状のように、
財務投入や大営業作戦 なしに、自治体は発行してくれる。
名誉博士号なんか、どれだけ金と労力 がかかることか・・・・
 
その上、政治家や大学教授の儀礼上の挨拶はあっても、
本当は、バカに されてるのに。
学歴がないと、こんなことにも気づかないのか?



「怖がらなくてもいい。」
伸一は猫撫で声で女にささやきかけた。
伸一のでかい顔が近づくと
女のパステルカラーのスーツの肩はいっそうがふるえてた。



ここはN県のとある中規模都市。

幽霊男子部員の青田は、いつものように朝6時に起き、
ちーんとりんを鳴らすのではなく
はなをかむと、今日の聖教新聞の寸鉄に、
なにやら気になる戦慄を感じて
また、はながむずむずっとした。
青田は布団にもぐりこむと、あと30分寝ようと決意した。



「週刊文秋」の記事だけで終われば問題は無かった。
「週刊誌は嫉妬・嘘 裁判で何度も負けている」と
学会員には繰り返し信じ込ませているからだ。

しかし、今回は違った。腹田はテレビの画面を見ながら唖然とした。
午後のワイドショー番組であるが、
そこには誰かが隠しカメラで撮ったであろう
あのマスゲームの模様が映し出されていた。

コメンテーター達は悪口を 並べた。
「北朝鮮みたいで気持ち悪いですね」
「日本でこんな事が行われている とは信じられない」
「これが与党の一角なんです」

汐留テレビと創価学会は現在でも深い関係にある。
汐留テレビに多くの広告を 出しているし、
人事面でも多くの学会員が局内に居る。それなのにこれは・・・

腹田は本部の主な人間に緊急会議の号令を出した。
早いうちにマスコミへ圧力を かけるべきかもしれないが、
この段階での稚拙な行動は、やぶ蛇の結果をもたらすかも しれない。
独断専行出来るほどの力は、現在の腹田には無い。
まだ会長の座に ついたばかりである。

腹田はやむなく、「先生」の決断を仰ぐことにした。



腹田会長は、信頼する腹心 
T,K,Oの3人の副会長と打ち合わせして 山本先生のところに伺った。

資料を持って、3分説明したころ、センセイはおもむろに言った。

「もういい。要するに汐留テレビとうまく交渉すればいいんだな。
 あわてるな。
 汐留テレビからは、2004年に、国際報道部長だった澤田を
 参議院に 送り込んである。
 何のために送ったと思っているのだ。」

腹田は、思った。

―決断の速さはさすが、あの田中角丸総理なみだし、貫禄がある。
  彼は、先生のことを「法華経を持ったヒトラー」と言ったが、
  当たっている。
  モット説明をしなければ、大きな道を誤らねばいいが・・・・

山本名誉会長は言った、「誰が一番 澤田と仲がいいんだ?」

T副会長が、すかさず
―「秋月会長・・ いや秋月セン・・、いや秋月先輩です」 と上申した。

冷や汗がどっと流れた。先生の前で、センセイといいそうだった。
首切りものかも。センセイ以外に敬称をつけてはいけない。
「他には・・?」じろりと T会長をにらみながら言った。

―「ええと・・・ 太他代表、井下副代表たちが、
  青年部時代からの親友です。」
「なるほど。じゃあ、そいつらに手を打たせとけ」
―「ええと、どのように手を打たせればよいので・・・」

「ばかやろう!」伸一は叫んだ。
「この役立たずが。それぐらい自分で考えやがれ!!!」
場が、凍り付いた。

「それから・・・」と、伸一は静かに切り出した。
「週刊文秋の原稿が、入ったそうだな。どうして、オレに見せなかったのだ?」
だれも、答えることは出来なかった。

「まあいい、どうせお前らはバカだ。東大出なんて所詮そんなもんだ」
伸一は引き出しから、茶封筒を取り出して、机にたたきつけた。

「ここに なんて書いてあるのか、わかっているのか!?」
 いわれなくても、わかっている。

 『だが、こうした山本氏のカリスマ性にもかげりが見え始めているという。
 幹部の一人は、本誌の記者にこう語っている。
 「いったいこの式典に、いくらかかってると思うんですか?
〈中略〉だれも、もう山本さんのことなんか尊敬してませんよ」
 さらに、別の幹部は、
 「名誉会長が朝鮮人というのは常識、
  自分たちの金がどう使われてるのか
  みんな(学会員)は気付いてますよ」
 「全部、北朝鮮に行くんですよ」 』

「この幹部は、誰だ?」 伸一は気味の悪い笑みを浮かべながらいった。
「この、幹部は、どこの大馬鹿野郎だ?」

ひとりの副会長が、勇気を出していった。
―「それは、ただいま調査中で・・」

「馬鹿野郎!」 伸一の怒鳴り声が執務室に響いた。
「こいつが、汐留テレビの手引きをしたに決まってるだろうが!」
そう叫ぶと、伸一は一転して冷静にいった。

「どうやら、わが学会に再び裏切り者が出てきているらしい。
 しかも、一人や二人じゃない」
伸一は椅子から立ち上がると、窓辺へと歩いていった。

「どうも、おかしいと思っていた。
 近頃、学会に対する外部の圧力も強くなっている。
 連中、どうやら内部と結託しているらしい」

そんな馬鹿な・・・、とは幹部たちは言えなかった。
センセイの意見は絶対であったし、
なによりも彼らが同じことを考えていたからである。

「秋月一派か、それとも他の連中か・・・
 とにかく、徹底的に調査しろ。
 わしをコケにするとどういうコトになるのか、せいぜい見せつけてやる」

幹部が出て行った後も、伸一はなお思考を続けた。

―大森の朝鮮人部落に生まれ75年。オレは一度も負けたことがない
―今回だって、何とかなるさ・・・・

根拠のない自信だけが、伸一の心の不安を埋めていた。


窓の外では、雪が降り出していた。


http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/52-83
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-21 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第三章~決別(1)~


東京で初めて雪が降ったその日
創価学会の前会長、 秋月栄一は、博多へ向かう新幹線の中にいた。
総九州長として、福岡に赴任するためである。

家族は、東京に残した。彼らにも世界がある。
まるで菅原道真だな と 思った。
―「主なきとて 春を忘れな」 か・・・・

来週、「週刊文秋」が発売される。 栄一のコメントがのっているはずだ。
昔なじみの記者に、ずいぶん飲まされた。
だが、自分の本音は言わなかった。あくまで、学会員の声のつもりだった。
「秋月先生、次はもっと、誰も知らないようなこと、お願いしますよ」
記者の声が、頭にこびりついて離れない。

誰も知らないこと・・・・

学会において、栄一のおそらく知らないことはない。
腹田はもちろん、伸一さえ知ららないことも、彼は知っている。

『第三代会長』が誰であるべきだったか、ということも・・・



1958年4月・・・・
恩師、戸田城聖先生が亡くなる直前、栄一はその病床に呼びだされた。
戸田先生の好きだった桜が、満開だった。

「栄一、あとは頼むよ」
戸田先生は目を閉じたままベットの中からつぶやいた。
―「なに、弱気になってらっしゃるんですか、先生」
「弱気じゃない」 戸田は、はっきりいった。

「栄一、わしは弱気じゃない」
栄一は、その言葉に、恩師の覚悟のようなものを感じた。
「あとは、3代会長だ」

3代会長・・・・ 
それは戸田の愛弟子である 山本伸一だと考えられていた。
そのころすでに、山本を「先生」と呼ぶ会員が現れていた。

―「山本さん では ないのですか!?」
「なにいってるんだ、栄一」
栄一は緊張して、次の言葉を待った。
「3代会長は、お前だ、栄一」

―「しかし・・・ 山本さんを押す者も多いようですが」
「伸一はダメだ。」 戸田は上半身を起こすと、栄一の肩を掴んだ。
「いいか、伸一じゃ ダメなんだ。 あいつは、学会を滅ぼす」
―「そんな・・・」
「それに、あいつは 在日朝鮮人だ。学会はいまや、大勢力だ。
 これが朝鮮人に支配されてみろ、この国を滅ぼす。
 それは、日蓮大上人様が固く戒められたことだ」

栄一は、山本伸一のことを考えた。
強烈な自己顕示欲。そして、カリスマ性。
そのどちらも、自分にはないものだった。

「栄一、伸一を止められるのは、お前だけだ」
―「しかし、私には重すぎる荷です・・・」  栄一はためらいがちにいった。
「お前なら大丈夫だ、栄一」
戸田は無邪気な子供のような笑顔でそういった。
「それに・・・」と、言葉を続けた。
「伸一や幹部たちにもよく言っておくよ。
 あいつらもよくよくいえばわかってくれるさ」


師が亡くなるやいなや、山本伸一はすぐさま権力を掌握した。
「3代会長を栄一に・・・」という戸田の言葉を
彼が聞いていたのかどうか、それはわからない。

だが、栄一は 伸一の行動のはしはしに 自分への嫉妬を感じてきた。

戸田先生は、次代の後継者候補に自分の「城聖」からとって、
「城克」「城栄」「城継」という名前をくれたのかもしれない。
あれも、伸一の嫉妬にあって
すぐにもとの名前に戻すように 厳命された。

しかも、ヒステリックに・・・・

すぐに名前を栄一に戻した私は、なんとか伸一の怒りをかわしたが、
渡吾郎さんと、石川幸男さんは、拷問に近い迫害を受けた。
渡吾郎さんに嫁いだ松島美智子さんの場合は、四兄弟とも凄惨だった。

特に藤川一正に嫁いだ姉や 末弟に対する仕打ちは 何事だ?
兄弟家族みな 打ち首のような やり方ではないか!
あの うらみ方は 和を尊ぶ日本民族 では、ありえない
仕打ちの仕方だ。 やはり半島の血か?

あの うらみつらみの晴らし方は、会長になったあとの私に向かった。

伸一の失敗を 幹部総出で対応してるにもかかわらず、
すべて私ども の責任にして、自分は、何も悪くないと言う対応だ。

学会の歴史の捏造を小説「生命革命」や「若き日の日誌」でやるように
篠原善次郎命じて特別扱いしていたが、とんでもない虚栄男だ。
日蓮大聖人の命がけの戦い、また戸田先生をも裏切ってばかりだ。

「伸一や幹部たちにもよく言っておくよ。
 あいつらもよくよくいえば わかってくれるさ」という
先生の言葉をたがえて、大変な行動に出たなあ 伸一は・・・
それで、その後2年間も 学会では陰湿な権力闘争時代に入った。



・・・新幹線なかでの栄一の回想は続いた。

伸一は、学会の総務職を新設して 全権掌握に これ勤めていたなあ・・・
国籍の都合もあるとかで、
渡吾郎や渡美智子や石田継男などを国会議員に 追いやり
自分を会長に推す裏取引で 原山父夫と謀略をめぐらせていた。

あの原山の息子原山高志も、教学部長にさせたが
結局 伸一の実像を知って反旗を翻した。

そもそも、戸田先生は「学会は、参議院にだけ進出し
権力闘争の 衆議院には進出しない」と、言っていたではないか!
これも戸田先生を 裏切ってる。
以後も 戸田先生の言葉を捏造しては 自分のいいようにあやつる。

それにしても、伸一が「天下を取ろうと!」口癖のように言って
権力志向、上昇志向の 謀略家を自分の回りに集めて
会長簒奪の計略仲間にしたのだ。

今の学会も、あぶらぎった謀略家の巣になった。伸一の体質・体臭だ。

洸命党に送った太他・井下らも、他の奴らも謀略家が多い。
類は類を呼ぶ。
今回は、洸命党でも、閑崎追い落とし作戦の陰謀で
太他が代表の座を奪い取った。

すぐにロシアにいったのもわかる。
ロシア大統領も、裏舞台の出で似たもの同士だ。
イギリスで 反権力ロシア人2人暗殺されたが
私も気をつけなければいけない。
多くの学会とかかわった人が、変死・若死・自殺している状況だ。

それにしても・・・・ と栄一は思った。
福岡での仕事も ずいぶん大変になりそうだ。
もはや、権力亡者の巣窟となった 信濃町へ帰るつもりもない。
東京を追放された時
「田舎に骨を埋めるのもいいか・・・」とさえ思った。

だが、九州では近年、宗門勢力が拡大している。
宗門とは伸一の工作によって断絶状態になっているが、
彼らはすでに 自分たちでの布教を拡大し、特に九州に力を入れている。
もはやどうでもいいような気がしないでもないが、
なにか行動をしたふりでもしないと東京の家族が心配だ。

それに、来年の参院選もある。
福岡には自民党の山下拓がいる。
変態副総裁と呼ばれる彼は、おそらく私に協力を求めるだろう。
だが、婦人部は・・・
前回は浜三津を動員してかろうじて当選させたが、
おそらく次は来てくれないだろう。
山下の自民党に、はたして婦人部が協力してくれるかどうか・・・


新幹線は、すべるよう滑らかに夕焼けに染まる博多駅に着いた。
九州の副会長職にある数名が、ホームに待っていた。

「お出迎え、ご苦労様です」
栄一は、今後自分の下で働く(はずの) 彼らをまず労った。

―「総九州長、今日はもう遅くなりましたので
  博多にて宿をご用意しております」
「遅い??」

栄一は不審そうな顔をした。 まだ日は沈んでいない・・・



小田原駅のホームに竹人元委員長の老いた姿があった。

一挙手一投足、何をしても それをネタに罵倒される身
今日も学会の回し者が自分を つけ回しているのでは ないか?
 ・・・と考えがよぎる。

学会からの中傷を気にする自分ではない
泥棒と呼ばれようが、畜生と呼ばれようが、今の自分には関係ない。
あの狂人、山本伸一が 生きている限り、学会の何が変わるというのだ。

だが、今日は学会の関係者に追いかけられては困る
隠密に動くと先方と約束しているからだ。
電車がホームから遠ざかった。
立ち食いそば屋でそばを半分ほどすすった竹人は、
人影が ホームからほとんど消えた頃合いを見て、改札口を出た。

「竹人先生、お待ちしていました」
中肉中背の中年男が小声で竹人に話しかけた。
竹人は小さくうなずいてハイヤーに乗り込み
御殿場の近くにある邸宅へ向かった。
ある戦後にフィクサーと呼ばれた
大物右翼の一人が 建てた別荘の一つで、
現在は財閥系商社の保有となり、名義上は保養所となっている。

既に政界や宗教界・・・ いや俗世間に関心がない竹人ではあるが
今回の件に関しては乞われれば 行かねばならぬ義理と事情があった。
竹人を乗せたハイヤーは鬱蒼とした森の中へ消えた。

目つきが鋭い、ダークスーツに身を包んだSPと思われる男たちが
敷地内の要所を警護している。

―「お気になされないように」
「うん? 」  竹人元委員長は言った。
―「その…警護は必要があってのことで、お気になさらないようにと」
中年男は子供か認知症の老人に言うように繰り返した。

「いや、別にそんな…ただ」
―「ただ?」
「あ、まあ、そうまでも警戒する必要があるのかと思ってな」
―「そりゃあもう、できるなら自衛隊に出動を要請したぐらいですよ」
中年の男は言った。

「まさか、やくざじゃないんだから・・・・ 
 御殿場には、自衛隊の上富士演習林や富士大石寺も遠くないけど
 何かあったのですか?」

客人用の寝室に案内され荷物を置いて
使用人が運んできた紅茶をに口を付け 一息ついた。

窓からは広い庭が見える
どこまでが敷地で どこからが自然林なのか
警備の人間は目立って見える数は少ない
しかし殺気のような気配が満ちている。
窓ガラスが防弾で有ることにも気が付いた。

竹人も要人として警護を受けた経験は数多い。
しかし、この異様な雰囲気は経験のない種類のものである。

田野中首相の名代として交渉の根回しのために、
中国へ飛んだ時のことを思い出す。
あの時も 極右、極左のテロを警戒して厳重な警備が行われていた。
だがこのような異様な雰囲気は無かった。

やがて、使いの者が来た。
「会長は茶室でお待ちになっています。
 茶室までは私がご案内いたしますのでお越し願えますか?」
本館と徒歩で10分ほど離れた所に茶室はあった。
少なくとも見た目は単なる茶室であるようだ。

「ご足労おかけしました
 今日は竹人先生とお会いいただきたい方がおりまして。」

竹入は紹介された男の顔を見て唖然とした。

驚きのあまり声が出ない。
まさかこの人物と会うことに なるとは・・・

それに今は何の権力も財力も無い隠居の身にある自分に
一体何の用事が有っての事か?
相手の意図が全く読めない。竹人の前方に座るその人物は・・・



「いったい、どこへ行こうって言うんですか?」
栄一は、運転席と助手席の男たちに尋ねた。
彼を乗せたハイヤーは福岡市街を離れ、どんどん郊外へと向かっていく。

「宿舎は中央区にあるって聞いているんですが・・・
 それに、まずは会館の方にいって引き継ぎをしたい」
栄一は、胸騒ぎがした。

「秋月先生」と、男の一人が言った。
学会内で先生と呼ばれるのは、『3代会長』だけだ。

―「ご心配なく。この少し先に座敷を取っていますから」 沈黙があった。

栄一は、いった。 「誰に、言われた?」
男たちは黙っていた。 「誰の指図だ。山本さんか?」
運転手が口を開いた。
―「残念ながら、山本伸一氏ではありません。秋月先生」
「それでは、共産党員か。それとも宗門か?」
―「学会員ですよ、私たちは」
じゃあ、いったい君たちは何なのだ? ・・・と、いおうとした時
体に 鈍い痛みが走った。

いったい何処に隠れていたのか、二人の男が両サイドから
栄一を押さえつけ、口にハンケチを押しつける。
クロロホルムだ! 栄一は感じた。

―「秋月先生、お許し下さい。 あなたが武道の達人であることを、
  私たちは存じているのでね」
もがいても、意識が遠くなっていく。
―「ご安心下さい、これから少し遠くにお連れします。
  命を奪うつもりはありません」

男の一人がそこまで、いったとき 栄一の記憶は途切れた。
ハイヤーは速度を落とすことなく、国道を走り続けた。

「宿舎のほうの手配は? 」
―「大丈夫だ、信濃町のイヌが キャンキャン言い出す前には、
  すべてカタがつくことが条件だが・・・」
「それは、問題ないが…」
―「ないが? 」
「秋月先生ご自身が 信濃町に注進するなら
 俺たち全員が進退を それぞれ決めねばならん」
―「ふん…オレの親父は漁師でな、船があるんだ。
  重油をしこたま積んで 北朝鮮へでも行くさ」

やがて…ハイヤーは、山間の集落へとたどり着いた。

一軒だけの温泉旅館の駐車場には、
数台のリムジンや外車が止まっている
病院などで使われる、ストレッチャー
(病院ドラマなんかで出てくる、車輪のついたベット) が
手回しよく用意されている。
秋月はそのまま旅館へ運び込まれた。

もっとも、秋月を拉致した男たちが
「秋月を害する気持ちはない」ことは 明らかだった。
暗殺なり、身代金の要求なりなら こんな手間をかける必要はないのだ。

旅館の大宴会場には、スーツ姿の男たちが集まっていた。
もちろん、彼らの目的は宴会などではない。
コンパニオンのねーちゃんもいないが・・・

「どうだ?」
―「ああ、いや、医師(せんせい)の診察を受けている」
「まさか…」
―「いや、心配はいらんそうだ、それより秋月先生に…」

その瞬間、がらっとふすまが開いた。
白衣の医師と看護士に助けられて 秋月が廊下から大広間に入ってくる!


http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/84-103
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-20 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第三章~決別(2)~


―「お久しぶりです、竹人先生」
「山本、さん・・・」 おもわず山本先生と言いそうになった。
「いったい、どうして・・・」
―「驚かれるのも、無理はありませんが、どうぞご勘弁を」
伸一は穏やかな顔でそういった。

竹人は、反学会系メディアの招待で
『創価学会被害者の会』に 参加したはずだったのである。

竹人は、何も言えなかった。
自分にたいして浴びせられた言葉の数々を返すことも出来なかった。

 『竹入義勝などという名前が出てきても
  「“そんな男、知らないし、関係ない”」 と、いう人が
  多いのではないでしょうか?
  「なにか、“吉野ヶ里遺跡”から出てきた 亡霊じゃないか?」
  ・・・と思う人がいるかもしれない』

秋月栄一の言葉である。

◆嘘八百の回顧録 ◆海外訪問の度に〝宝石漁り〟
◆異常な盆栽狂い選挙応援中に植木屋へ

正教新聞に書かれた溢れた、あの雑言・・・・
そして、勲一等への嫉妬・・・・

だが、竹人は何も言えなかった。
今日まで、全てを忘れたふりをし、隠居を決め込んできた。
しかし、これではいかん、声を発しなくては・・・
そう思って受け入れた誘いだった。

「今日は、竹人先生に おわびをしようと思ってお越しいただきました。
 正教新聞では、秋月どもが、止めろ! と 言うのに、
 まったくもって けしからん。
 竹人先生に対する誹謗中傷を続けまして
 私も、怒り心頭に きております。」 と、
伸一は、心から申し訳ないという風情で言い出したのである。

実際は、自分が正教新聞の記者に命令して、
秋月たち最高幹部を登場 させて
口汚く竹人や山友をののしったのが、四面の記事であった。

そんなことは、オクビにもださず、伸一は言った。
―「今回、その責任をとらせて、秋月を更迭しました。
  九州に左遷しました。」
「それで? まさかそんな世間話をするためにわざわざこんな…」
竹人は―「ペテンを?」の前で言葉を切った。

―「いや、私も学会に入って59年。来年は、60周年になります。
  私の3人の子どもたちは 学会二世の悲哀を感じてか、
  さんざん な ものです。
  宿業の巣窟のような状態でして。
  「創価学会の被害者の会」 にも、ひそかに入っているようなんです。」
伸一は、嘆息しながら 語った。
 
竹人は「この人は、何の狙いで、こんなことを?」と思い
伸一の 腹をさぐりながら聞いていた。

―「実は、長男の正弘は、私が嫁にしようと決めていた
  名通訳の矢蔵良子との縁談を親の押し付けだといって断り、
  周囲の反対を押し切って、学園 の教え子と結婚し、
  最初にできた子が大変な奇形障害児でして、
  「もう 子供をつくらない」と言っております。
  ある学園卒業生夫妻に命じて、引き取らせて育てさせており、
  戸籍上は、子なしです。

  次男の久弘は層化大学にいって、私が若かったら、結婚したかった
  熊田陽子を嫁にしてくれて将来を期待していたのですが、
  自分の子を 疑って、心身ともに病んで死んでしまいました!
  やはり、真言宗だった・・・ 先祖の害毒か・・・ 長男が立たない。

  その点あなたの家族は、福運がある。
  長男さんは、文科系の 層化大を止めてまで、
  私立の医学部を卒業されて立派なお医者さんに なられてる。
  娘さん夫婦も近所住まいで、
  それぞれ文京区西の豪邸に すまわれて兄弟仲もいい。
  あなたも、政治家として功績があり、 勲一等をもらわれている。
  うらやましくてしょうがない・・・」

「いえいえ、私は洸命党から、女房の装飾品代とかで
 横領で訴えられ ている身でして・・
 盆栽好きですら誹謗されてまして・・・」
竹人も、不思議な発言に対して、さぐるように言った。

―「ああ、あれも秋月がやらせたもので
  私は、その怒りもこめて秋月 をしかりつけ会長交代させました。
  秋月は、義兄の石川幸雄(城継) や義弟の
  石川幸志郎(元洸命党委員長)を使って、
  あなたの功績をなき ものにしようといろいろ工作していたようです。
  今回も、元学会の 子飼いの患部だった、太他・井下らを使って
  閑崎の追い落とし作戦を 実行したようですし、
  私を祭り上げて、すべて私の責任にします。」

竹人は、思った・・・ 
―この人が、こういう事を言う時は危ない。
  粛清された患部は、みんなこういう言い方をされて
  つい本音を 言い出した後、根も葉もないことを学会中に言いふらされて
  村八分、 窓際族に追いやられる。
  福島元太郎、原山高志、山友、石川幸雄(城継)、
  原山父夫、矢野純一郎、渡吾郎、藤川一正・・・ 
  挙げだしたらきりがない。
  
  最近のいじめ自殺なんか比較にならない。
  若い頃は、この手法で取立て の名人だったし、
  女子部のきれいどころをたらしこんだ。
  いや、 戸田先生だってそうだ。
  先生の側室だった森嶋貴美子にも取り入って
  戸田先生の身の回りをすべて、取り仕切っていった。
  ・・・で、先生の死後は
  先生の遺言を知ってるのは私だけという対応で、
  宗教的に層化を私物化した。

―「今、創価学会は、崩壊の危機にある」
伸一は、底冷えのするような 声で言った。
竹人の心の思いを見透かしたように言い方に思えた。

「それは、あなた自身が招いた道だ。
 御本尊模刻、自己本仏化、正本殿設立 による自己絶対化、
 会長簒奪、戸田先生利用の師弟不二、宗門からの破門・・・・」 と
竹人は思ったが、まあもう少し思いを聞いてみよう。

「それは、どういうことなんでしょうか?」
―「私の気持を理解してくれる人が 誰も居ない 
  戸田先生も居なくなった・・・ そして・・・ 」 と
伸一が切り出した処で、突然、息がつまり 伸一の目には涙すら浮かんだ
その姿に竹人は より一層混乱をし始めた

― 「今日は私と一緒に勤行をしてくれないか?」
伸一が竹人に告げると 、竹人は、尚更 混乱をし始めた

「私と勤行ですか?」

―「ああ そうだ。」 伸一は言った そして間髪入れずに次のことを言った
―「創価の本尊では、信用が出来ない 彼等は私を騙した
  だから今日は特別な方をもう一人お招きしている 
  彼を連れてきなさい!!」

伸一は側近に告げた後、暫くすると、お招きした相手が
とある物を丁寧に持ち込み
彼等が居る部屋へと入ってきた その姿に竹人はより一層驚いた!
「あ・・貴方は、確か・・・」

そう部屋に入ってきたのは、事もあろうか
日蓮正宗第67世を勤められた、あの日顕法主、その姿なのであった

竹人は、すばやく頭を回転させた。

最初に考え付いたのは、
この日顕法主が偽者であるのではということだった
だが、それではつじつまが合わない。
そこまでして竹人をからかうほど 山本は暇人ではない。

さらにいえば、そんな「スパイ大作戦」みたいな ばかげたことを
山本がやったと竹人が言いふらせば、
山本は再起不能とまではいえないにせよ
学会内部での立場は相当に悪くはなる。

そうかといって、日顕法主が本物であるとすれば 余計に解釈が困難だ
竹人は下手な事をせずに、この二人の様子をしばらくは見ようと決めた。

山本が全く信用できないのは当然である。
日顕法主が山本と共に現れるのは
いかに秘密の会合とはいえ理不尽である。
竹人が今回、御殿場へ足を運んだ目的は この二人との会見ではない。
簡単に言えば、呼ばれたから来ただけである。

しかし、竹人を呼んだ「彼」がここへ到着するまでには、
もう少し時間がかかるはずだ。
事前に聞いた話では、少々遅れるので
自分の別荘だと思ってくつろいでいてくれと 言われている。

一方、日顕法主も竹人の顔を見て内心驚いているのである。
山本の説明からは 重要人物としか聞いていなかった。

「な、なにを今さら…」 日顕は震える声を絞り出した。

あたりは重苦しい空気に包まれた。
竹入は息をのんでことの推移を見守っている。
その空気を破ったのは他ならぬ山本であった。
―「おい、ひとが こうまで言って頭を下げてるのに
  何だその言い草は!」
でっぷりと太った体から発せられた怒声は耳をつんざくほどの大きさだ。
縮みあがった日顕は萎れた体をブルブルと痙攣させている。

山本はさらに日顕に詰め寄った。
―「てめえなんざ!俺が小指ひとつ動かすだけで成仏させられんだぞ。」
いつのまにか屈強なキンコマンコ隊が日顕と竹入と取り囲んでいた。
ただ、この場で殺したり、傷つけたのでは
後々面倒なことは見え見えなので
「なんだね、その言い草は! 
 わたしはあなたの招きで勤行を上げに来たのだぞ」
日顕の反論は、山本を黙らせるには十分だった

山本伸一は、思った。

―先ほどは、戸田先生がおなくなりになった時のことを思い出して、
  つい 涙がでてしまった。
  あれだけ、好戦流布にはげまれた恩師なのに、成仏の相どころか、
  死相は地獄の相で苦悶の死だった。
  そんな所に、長男の正弘が、私を裏切って
  「層化中枢の暴露をしようとしている」と情報が入った。

今まで、私を裏切ったり、絶対忠誠をしなくなった幹部は
みな粛清できた。
福島元太郎や原山高志も、私に絶対忠誠をしてくれていたのに、
私が責任を宗門から追及された時に、いけにえにさしだして粛清した。
野中伊佐夫は政治すきだったが、
国会議員にされない方針とわかると、会長の座をねらいだした。
これにこりて、議員になりたい太他らは、そうそうに衆議院に追い出した。

―ただ、私に逆らって教え子と強引に結婚し、裏切ろうとしている
  長男の正弘だけは・・・ 粛正はデ・キ・ナ・イ。
  
―それにしても、私に絶対忠誠をしてくれた側近も 次々と若死にする。
  十条、広報局長の西口、中国長だった野間、沖縄・台湾総長のK。
  何がいけなかったのか・・・ 苦慮する。
  野中伊佐夫も、多田登紀子も 地獄の苦悶死だと聞いている。

―やはり、大石寺におわします
  三大秘法の大御本尊さまに勤行をして 出直すしかない。
  まずは、日顕ゲイカ、竹入の3人で勤行をしよう。

「ぜひとも日顕ゲイカ、竹入先生、私で 
 三大秘法の大御本尊さまに 勤行した上での お話にさせてください。」と
伸一は、お願いした。


人里はなれた場所での伸一の平身低頭の懇願に
摩訶不思議な空間に つつまれた。日顕ゲイカを導師に勤行が始まった。
左右に竹人先生と 山本伸一・・・

  「妙法蓮華経 方便品第二 爾時世尊 従三昧・・・・」

勤行が始まると、日顕ご隠尊ゲイカは、5座3座で行なわれた。

伸一は、長い長~い勤行に 足がしびれてきた。
時に腰を上げて 
もぞもぞと しびれをなんとかしないと 足に血のめぐりがいかない。
糖尿病にも悪影響をおよぼしそうだ。
―やはり、SGI用の勤行でないと 私には無理なのかも と・・・

普段 いかに、女性秘書グループや学会員たちに見守られて
師匠役を果たせていたかを 思い知らされるのであった。

―師匠役は、私には無理だった。
  やはり秋月にまかせておいたほうが 
  僧俗和合で うまくいっていたのかもなあ・・・ と思いつつ
戸田会長の将来見通し能力に 改めて感心するのであった。

ご隠尊ゲイカや竹人先生は、正座をして 
大石寺奉安殿にまします 大御本尊を思い浮かべながら
深々とした勤行を続けている。

警備に控えていたキンマンコ隊の一同は
マジかに見る伸一モゾモゾ 勤行に驚いている。
わがキンマンコ隊には 入隊できないレベルだと思うものも多数いた。
一部は、病気だし と 思ったり、何か深い意味があるに違いない と
先生崇拝の心を持ち続ける努力をする。

―昭和47年に、正本殿を300億の費用で安く作らせた。
 財務は400億 あったのをうまく運用した。
 三大秘法の大御本尊のうち
 題目と本尊は、大聖人みづから確立された。
 私が後一つの御遺命の戒壇を建立した。
 ・・・で、 私は、つい慢心で
 日蓮大聖人と同格のように錯覚してしまった。

伸一の回想は続いた。

―あの正本殿の時は、「これで財務は最後です。」
 「唯一の層化学会の使命の 正本殿の建立です。」と
 煽って当時の学会員の財産をすべてかき集めさせた。
 私も、図に乗って、慶讃委員会の席上で、
 当時の66世日達法主を多くの 面前で罵倒した。
 席の位置が日達ゲイカと同じだったので
 「私を誰だと 思っているのか!」・・・と。
 そして私を日達法主の上座にさせた。慢心だった。
 この勤行も日顕法主ようにするべきだったし
 罵倒することはなかった。

 私は、「これこそ大作、遺命正本殿の達成」と
 原山高志や福島元太郎 にあおらしたではないか。
 あの時もっとも忠実だった、福島・原山・山友 は、
 その中で苦悩して宗門にいってしまった。竹人までも・・・

 本仏のごとくふるまった罰だろう。私は除名され、権威の象徴だった
 正本殿も、結果として取り壊されてしまった。
 学会員の怒りが、私のほうに向きそうだったので、裁判で訴えさせたが
 すべて敗訴した。
 100億ねぎったので、もうさびや、雨漏りで寿命がきていたらしい。

 秋月や野崎らに
 「山友、竹人なんか、盛況新聞で層化をあげて打ち首 獄門にすれば、
 造反者も出なくなるし、組織も固まりますよ。」
 「なあにうちの組織力でやれば、
  そのうちお山にはぺんぺん草がはえて きますよ。」と いっていたのに
 いっこうにそうならないではないか。
 むしろ、私の信頼する側近が次々と打ち首・獄門状態でないか。
 福島も西口も野崎も野間も、次々若死にではないか!
 多田登紀子まで・・・・

 戸田城聖先生も、かって大荘厳懺悔を大御本尊にされた。
 価値論の大善生活の中に御本尊を入れられて
 催尊入卑した法罰を 感じられたからだ。
 篠原善次郎に書かせた「生命革命」にも載せた。

 私も、大荘厳懺悔をして、戸田先生をまねて、学会再生をはかろう
 ・・・とした矢先に、外国のCIAからも攻撃されたりする。
 目黒区の 不祥事はまだ小さいが、
 今後もっと大きな案件がでてきかねない。
 秋月は大丈夫か? どうか、秋月まで造反しないように祈ろう。

 それにしても足が痛い・・・ いつも椅子に座ってたから。本幹でも…

題目をあげながら、山本はふと思った。
―たしかに今、自分はピンチにある。
 だが同時に大きなチャンスをつかんでもいると…

伸一はいつもの腹黒い策謀に耽り始めた。
こればかりは死ぬまで治らない彼の特性だ。

―秋月も神崎も、もはや自分に対抗出来ない。
 学会外はどうか?
 日顕は目の前にいるが この男はもう脅威にはならない。
 政界も我が手の内だ。安達総理のような小者に何が出来る。
 民衆党の大沢は恐れるに足りない。
 マスコミが騒がしいが、対処の方法は無限にある。

山本は無言だが表情が緩み、口元には笑みの雰囲気さえ漂っていた。

それを見ていたのが竹人である。 ―山本の表情、人間の表情ではない。
政界では多くの怪物を 相手に渡り歩いてきた竹人であるが、
山本のこの表情は竹人の脳を揺さぶり、心臓から熱を 奪った。
冬だというのに汗が流れるのを感じる。

だが、山本の自信とは裏腹に、下界では危機がさらに高まりつつあった。
関係者それぞれが 事の真相に気がつき始め
それぞれに動きを始めだした


http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/104-154
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-19 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第三章~決別(3)~


洸命党の井下副代表は東北新幹線で仙台へ向かう途中であった。
その日のグリーン車は 乗客が少なく、井下は眠気を感じていた。
大宮駅を過ぎたあたりで井下の携帯が振動した。
太他代表からの着信である。小声で返事をした
「太他さん、今新幹線に乗ってまして・・・」
―「話が長くなる、緊急なんだ」太他代表は言った。

井下は席を離れデッキに立ち太他と会話した。
会話の内容はともかく結論はこうである
「今すぐ信濃町に戻れ」

井下は秘書らに「急用だ」と声をかけ「東京へ戻る」と宣言した。
新幹線はまだ埼玉県内を 走っていたが、
電光掲示板には「次の停車駅は仙台」と表示されている。
国会議員とはいえ 新幹線を無理矢理止めるわけにはいかない。
刻々と時間は過ぎる、のどかな田舎の景色に
焦りを感じずにはいられなかった。



その頃 田園都市線の二子玉川駅で
上尾事件顔負けの暴動が起きてしまった
否、陰惨きわまる最悪の事態だろう
朝から田園都市線をはじめ
大井町線、東武線など 終日に渡ってダイヤが混乱してしまった
また この煽りで渋谷駅や永田町の駅でも、
二子玉川駅同様暴動が起きてしまった
原因は、そう・・・あの「女性専用車両」である

二子玉川駅では人があふれかえるホームから数人が転落、
運悪く滑り込んできた電車は
それらの人々をひいて血まみれの大惨事となった。

暴徒と化した人々が電車に放火 駅員は袋だたきにされるか、逃亡。
どさくさに紛れて強盗暴行が横行。

この暴動は東急沿線の各駅に伝わり、
駅や電車の窓ガラスは叩き壊され、
通常の客まで 暴動に巻き込まれたため怪我人が続出。
警視庁と神奈川県警は機動隊のほか多くの警官を 送ったが、
東京と神奈川の境界付近では管轄の違いによって連携がうまくいかなく、
それ どころか警官同士の争いが始まり
神奈川県警が警視庁へガス弾を打ち込むという珍事が発生。
警視庁側も負けてられるかとガス弾で応戦。

消防隊はその煙を見て火災発生と誤認。
ポンプ車数台で勢いよく放水。
怒り狂った警視庁と 神奈川県警は装甲車両で消防車に突撃し、
警察と消防が殴り合いを始めた。
そんな中を逃げまどう 東急の職員は制服姿のため、
両者から敵と認定されて半殺しにされた。



洸命党の井下副代表は、仙台であたふたと新幹線をおり
向かい側の上りホームで やってきた「ひかり」に乗った。
「ふう…」

井下副代表は車掌に声をかけた
「東京まで指定席を、議員パスだけど」
車掌は冷静に
―「お客さん、この列車は臨時列車の『ひかり』号です、
  東京へは行きませんが…」

井下副代表の血圧は50下がった。
「な・・なに!? 確かに東北新幹線に『ひかり』は無いが/・・・」
―「ええ、観光用の企画列車『ひかり』号です。
  黒毛和牛の『ひかり』が一等賞になった記念で。」
「まあいい、次の駅で乗り換える。次はどこに止まるのか?
 福島?宇都宮?」と井下
―「いえ、終点のいわて沼宮内まで止まりません」と車掌
「なんだ、その嫌がらせか、そんな中途半端な新幹線を走らせるな」
―「お客さん、ですから臨時列車なんです」
車掌は子供を諭すように話した。



拡大する東京南西部の大暴動。渋谷周辺の混乱も大きくなってきた。
それにしても凄惨な絵図である。
鼻や耳にピアスを5つも付けてタトゥーまで入れている若者が、
どのような経緯か知れぬが、
スーツ姿の冴えないオヤジ数名にリンチされているのである。

そんな渋谷の駅に偶然居合わせたのが失意の青年、弓田君である。
彼は初め不可解な暴動に 動揺するだけであったが、
勘の良い彼は数分で事態を理解し、日頃の鬱憤を晴らそうと
消火器を抱えて「女性専用車両」に突入。
「女ばかり優遇するな!」
「政府はカルト宗教に 動かされている!」
「このままでは我々普通の男は永遠に奴隷待遇だ!」などと
矢継ぎ早に 扇動を開始した。
目に付いた消火器をぶちまけ、警報ボタンを押しまくり
「世の中をぶっ壊そう じゃないか」と絶叫した。煽るだけ煽っておいて、
弓田はあっさり自動車を強奪して逃亡した。

弓田の扇動の効果もあり、渋谷の混乱に拍車がかかった。
警官隊は密集体系で自らを守るのが 精一杯である。
空にはテレビ局のヘリコプターが飛んでいる。
この混乱を空撮しているのである。
109は炎につつまれ、各所から煙りが上がっている。
ハチ公までも誰の仕業か居なくなった。


そんな地獄絵図を大画面テレビで
にこやかに眺めている者が居る。安達総理である。

―もしかしたらチャンスなのかもしれない

統逸協会ブレインと安達総理が
この時 師弟不二の共感を感じ得たのであろう
安達総理は すかさず秘書側近等に命令を下した
「おいマスコミ各社に連絡しろ そして各野党にも連絡しろ!」

この一言が一因で、その後の選挙で大敗北し 洸命党が分裂
しかも その洸命党が山本伸一から三行半の破門を呼び起こすとは
安達も予想外で、あっただろう



その頃 東京、信濃町本部ではTVの状況を見て 慌てふためいていた
この模様は、二子玉川で取材をしていた
テレビ参詣のスタッフによってスクープされてしまい
おめざめTVの段階から急遽、緊急スクープとして危険な状況の中
CMなしのまま実況中継が開始されたからである

しかも番組の途中で 司会者が「生まれてすみません」と言う題字の
遺書らしきものを発見し 人身事故の陰に自殺が絡んでいた事も判明した 
またその遺書の内容には

近年に渡る女性達の横暴さや
「ピトケアン島」の方程式などを 刻々と綴った文章で構成され
最後に 「もう男性なんか要らないでしょう、妻にもお詫びします
 生きててスミマセンでした 罪を償って自殺します」 と言う文章で締め
それに感動したのか如何かは存ぜぬが
思わずレポータが涙ながらにその手紙を読み上げてしまったからだ

しかも、その中には 女性専用車両の事も批判されていた

この後 レポーターが普段の鬱憤が魂っていたのだろう
「人権とは何ですか? 男性だって人間ですよ」と
感情論に至ってしまい 滅茶苦茶な発言が飛び出してきたのだ
その中で洸命党の批判が公然と出てきたのである
「お前等は精神的な苦痛を与えて なぶり殺す殺人者同然だ!!」

更にMHKは渋谷が近いせいか 
「暴動が渋谷でも起こった」 という一報を聞くと
すぐさま取材体制に入り、朝の連続ドラマが始まった頃には
その番組を急遽打ち切り緊急中継に変わった 
その際、暴動の原因が「女性専用車両が発端」と報じてしまったからである

これを朝から見ていた太侘は 不味いと感じたのか
洸命党全員を 急遽招集し 対応する事になったのである

「この緊急時に井下との連絡が取れない・・・」太侘はあせっていた
議員全員が信濃町に来ているのに 彼一人だけ来ないのである

彼は仙台に行く予定だったようで
その途中で「戻るよう」指示を出したが 時すでに遅く、
どうやら大宮を過ぎ乗った新幹線が仙台まで止まらなかったようだ
その連絡だけは来た ・・・が 
そうだとしても そろそろ戻っても良い頃ではないか!!
第一報を井下に報告してから既に4時間は経過している・・・
「一体、奴は何処を ほっつき廻っているのか?
 混乱しているから来れない状況なのか?」

その頃、東京は 突如、戒厳令がしかれ、
自衛隊が出動する事態になっていたからである 
しかし、その一報は、本来、自民党の方から来てもおかしくなかったのだが
太侘がそれを知ったのは なななななんと MHKのTVであった
「裏切られたのか?」 太侘はそれを直感した
まるで社会党の町川総理のような四面楚歌を喰らいながらも
太侘は井下の携帯に連絡を入れた



民衆党本部。大沢代表と渡辺顧問、鳩川幹事長が座っていた。
他の幹部は都内の混乱に 巻き込まれて連絡も途切れ途切れだ。
三名の他、議員、秘書らがテレビをにらんでいた。
そんな所に官邸から電話があった。
安達総理の意を受けた青本参議院会長からである。
大沢代表は不在という事にして、電話は渡辺を受けた。

電話の後、三名の顔は深刻になった。
―政府は洸命党を切り捨てるのか・・・・

幹部が集まってからコトを決するという方法もある。
だが、今の時間は一時が値千金だ。
幹部が集まるのを待てば、機を失う。
それに大沢の腹の中には
「余計な連中が集まれば
 集まるほど、この党は何も決めることが出来ないだろう。」という
読みもある。
「鳩川さん、政局に備えて各県の県連に連絡を。実弾の点検も」



信濃町では、この状況に腹田はいらだっていた。
判断を仰ぐべき山本名誉会長は 行方不明である。
学会幹部専用である伊豆の別荘へ行っているとの話だが、
全く連絡が 取れない。
党の太侘代表は
「自民党の様子がおかしい」と言うばかりで、ただ混乱しており
あまりのふがい無さに思わず怒鳴り声で質問をすると
泣き出す始末である。

イライラしながらテレビを観ていた。
お台場テレビにチャンネルを変えた腹田は
特番のテロップを見て椅子から転げ落ちた。

「洸命党-北朝鮮にマカオの銀行を通じてテポドン開発資金提供発覚」

そんなバカな話があるか!と思いつつも、
無いとは言えない・・・と思う腹田である。
それにしても、異常なまでに克明な証拠が展開されている。
誰がタレ込んだのだろうか。



萎びた陰茎に口唇愛撫を続けている 
高畠F部長に山本は罵声をあびせた。
「馬鹿!ウスノロ!もっと若いのはおらんのか!!」
あいにく女子部の幹部は一連の騒動で皆出払っていた。
いつもセックスまで含めたサービスをしてくれる
第一庶務が機能しないことに山本は苛立っていた。

彼は、先程、第67世日顕法主御陰尊迎下と竹人との
勤行と唱題で行なった末 何か湧き出る生命力をえたのであろうか?
彼には物足りなさを感じていたようだ

高鼻もこの時 自分の虚しさ否、嫉妬すら覚え始めだしたのである
―私は、コレまで成仏を願い身を粉にして一生懸命信心をしてきた
 そして信心の為なら不借身命にならなければいけないと思って
 先生にお仕えさえしてきた 
 ・・・が、その末こんなザマである それでも成仏のためなら 
 …と思い尽くしたのに、薄汚い畜生の扱いをして・・・

女とは恐ろしいものである それまで天界の衆生で喜ぶ余り
二乗になってしまい食法餓鬼に陥りやがて三悪道、四悪衆に陥るのである
しかも山本は高鼻に言ってはいけない暴言を吐き出したのだ

「お前の信心なんか 26で散った嵐山春子に比べたら ちっぽけなもんだ!
彼女こそ 女性の鏡だ!母だ!竜女だ! 
お前なんか!!女の衣を着た薄汚い畜生だ修羅だ!
俺の力で地獄に堕ちろ!糞ババァー
用が済んだらとっとと俺の前から消えうせろ!!
おい!こいつを追い出せ!!」

すかさず山本伸一はVIPを呼び高鼻を強制的に羽交い絞めにし
泣きじゃくりながらも 御殿場の別荘から追い出されたのである。

高鼻は泣きながら・・・御殿場の街を歩いた 
―また、あの娘とあたしが比較された・・・ 
 峰子と言う婦人がいるのにも関わらず
 どうして先生はあの娘を何時も持ち出すのだろう・・・

確かに嵐山春子の功績は山本に賞賛されるほどの事をしたのだろう
何せ自ら肺病だったのにも関わらず山本伸一に仕えて来たのである
それも自ら・・・


何せ彼女は山本が昭和32年に牢獄へ入った際
自ら「自分が代わって牢獄に入る」と、手紙を書いていた
彼女は山本を愛していたのである

また亡くなる1ヶ月前にも東京へ上京した際
山本に一目会おうと肺病で苦しかったのにも関わらず
学会本部をうろつく行動に出ている
しかも彼女は幹部が説得したのにも関わらず 一歩も引かなかった
「私は山本先生にどうしても会いたいんだ!山本先生と話がしたいんだ
私はそれだけでいいんだ!」
彼女の心は肺病だったのにも関わらず
何処からそんな力が涌いたのだろうか
泣きながらもヒステリック状態になっていたようである

結局、彼女は周りに居た北海道の女子部達に諭され
泣く泣く上野から汽車で北海道へ帰ったのだ

その一ヵ月後彼女は他界した・・・


そんな話を山本は高鼻に話していたのである
高鼻はその嵐山春子の事を思った
―私だって嵐山と同じ位 山本先生を愛したんだ尽くしたんだ
・・・にも、関わらず・・・ 嵐 山 に 奪 わ れ た 

女の愛は恐ろしいものである 
コレまでの愛が嫉妬や怨憎会苦に変わってしまうのである
とうとう嵐山にも嫉妬を感じはじめ 
それはやがて復讐となり山本を貶めてやろうと言う
修羅の心が湧き出し踊り始めたのであった

彼女はすかさず「秋月」の携帯に電話を掛けた
「もしもし・・・」

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/155-182
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-18 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第三章~決別(4)~


運悪く東北新幹線の臨時「ひかり?」に乗り込んでしまい
車掌と もめたが
目黒の一件もあり権威をかざす事も出来ず 泣く泣く諦めた井下は
東北の草原な景色を眺めながら 席に座っていた 
すると携帯が鳴り出す

「もしもし」
―「お・・おい!何処に居るんだ東京へ戻れる状態じゃないのか??」
太侘の慌てふためいた声が漏れてくる

井下は緊急会議だとは聞いていたが、東京へ戻れる状態ではないとは?
「一体、どういう事だったんですか?」 井下が訪ねると
太侘は
―「バカ!お前さんは電光ニュースを見ていないのか!!」と
怒号が聞こえる

そういえば、あまり電光ニュースには気にもしていなかったが!
ふと見ると其処には・・・

「東京西部で暴動発生・・・ 東京西部、多摩地区と埼玉の一部で戒厳令
 自衛隊も出動か?」と言うテロップが流れ
更には
「洸命党-北朝鮮にマカオの銀行を通じてテポドン開発資金提供発覚」
・・・と言うニュースをしきりに流していた

井下は真っ青になった 
まさか「ひかり」に乗り間違えましたなどと言い訳ができないだろう
しかも その列車は沼宮内までノンストップと言う状態である
井下はなんとか取り次ぐろうと必死にごまかした
しかし、ゴマカスにしても やはり無理がある
結局、井下はしぶしぶ自分が折り返す筈の列車を乗り間違え
今、沼宮内まで止まらない主旨を説明した

太侘は絶句した

大侘は、層化学会の青年部長で洸命新聞の記者時代から、
国会議員になることをめざして、学会活動に励んできた。
そして、洸命新聞や 青年部の仲間から
着々と派閥の仲間つくりに励んできた。
将来党委員長 になって、
おのれの能力を発揮して活躍する祈りを続けてきた。
そのために、井下や田畑や垢松や高山らと
ひそかに水湖会を形成してきた。
彼らや秋月会長と謀って閑崎を追い落としてやり
やっと 党代表を奪い取ったのに、なんとも運が悪い。

山本伸一から、何か胡散臭い動きをしている
派閥を作って自己宣揚 していると思われ、
まず、秋月が会長の座を追われた。
それから、目黒区 で政務調査費の選挙流用が疑われ
全議員が辞職せざるを得なくなり
その上、セクハラ疑惑で区議が辞職した。
その上、この暴動騒ぎだ。

「こんな時に右腕の井下は、何をしている。まことに頼りない。」

いつも冷静沈着な井下副代表の、こんなケアレスミスにはわけがあった。
いままで、自分の後ろ盾になり
パトロン役を果たしてくれていた秋月が、会長に再選されて、
ホットして2ヵ月後の11月 急に会長辞任となったことだった。

もう5年は、俺も安泰と思っていたが、まさかの急な粛正。
それ以後、なぜか山本名誉会長の目が、
大侘代表や私など水湖会グループ へのチェックが、きびしい。
そのうち、山本チルドレンの層化学園OBへの 移行も早いかもしれない。
なんとか、阻止しなければ・・・

秋月先生の動向もまだ見えない。
山本には面従腹背から奴隷として生きる道に
本気で切り替えないといけないだろう。



伸一は気を静めるためにいつものものを取り出した。
世界偉人箴言集である。
みずからを戒めるためではない。 自分に都合がいい言葉を探すのである。
そしてそれを会員にさも教養ありげに開陳する様を思って楽しむのだ。

―さて次の本幹ではどれでいくかな。
とくにお気に入りなのは裏切り罵倒系と英雄礼讚系だ。
読んでいるうちに伸一はだんだん興奮して来た。
―わ・・わしはナポレオンだ!世紀の英雄だ!!
伸一はすぐさま近くに待機している数人の副会長を呼び付け
一斉にセンセイ万歳と叫ばせるのであった。

谷口は万歳を叫びながらも 心の中にわだかまりをかかえていた。
彼は山本チルドレンのひとりではあるが
葬科大には進まず東大を選び
青年部時代はその風貌からラビットと親しまれた。
組織ではいつも厳しいといわれるところへ送られたが
必ず結果を出して来た。

実力を発揮し続けている谷口は、層化大を選んだ弓田と違い
東大や三井商事で層化以外の状況を見てきたので、
客観的に歴史を見れるし 頭も切れる。
伸一のような学歴コンプレックスもない。
山本伸一も 腹田新会長からも将来を嘱望されている。

ただ、戦争を推し進めたナポレオンに万歳をしたり、
200の名誉称号ばかりの正教新聞の記事には
疑問符ももちつつ層化の将来を考え ていた。

松原も伸一に服従しきれない ひとりだ。
伸一のお下げ渡しの夫人を娶り
性狂新聞の責任者にまて引き上げてもらったものの
夫人がセンセイセンセイと目を輝かすたびに暗い情念に苛まれていた。
伸一の脂ぎったツラ、ヌラヌラした唇、
ぷっくりした野太い指を見ると、時に殺意すら覚えるのであった。

FKたちの万歳に気をよくしガマガエルのような赤黒い口を
大きく開けて哄笑する伸一を松原はジッと見つめていた。
ただならぬ表情に気付いた谷口はそっと彼のスーツの袖口を引っ張った。
我にかえった松原は谷口を見て愛想笑いをうかべた。
しかし谷口は笑みを返さなかった。松原の表情がまた消えた。
上機嫌の伸一は揉み手をしている八山に何か歌えと怒鳴っている。
それを聞いた谷口は松原の横をスイと抜け
「センセイ、私が歌います」と軍隊調で申し出た。
彼が歌い出したのは高等部歌正義の走者であった。

年配のFKは面食らった。 歌詞はもとより曲もよく知らないのだ。
谷口に唱和するのは青年部時代にコンビを組んだ佐東だけであった。
伸一は満足そうに二人の歌に聴き入っている。

谷口・佐東のコンビは、層化にあって山本からも将来を嘱望されていた。
だが学会の本流を歩む谷口と違って
佐東のほうは代作から裏仕事もまかされていた。
層化大学の青年部患部を使っての
MMTドコモ事件での盗聴事件の時は、ひどく傷ついた。

センセイの特別指令で裏仕事をまかされた時は、
私も会長の道を歩んでいると思っていたが
事件発覚すると 大学勤務の後輩も除名扱いにされた。

―俺はこのままでは、福島元太郎や山友と同じ運命になりかねない。
 なんとかしなければ・・・
 センセイのご機嫌伺いも本物にしなければいけない。 ・・・と
必死になって歌うのであった。



弓田元男子部長は、本部から伸一の情報を聞くたびに、
―私はセンセイと同じ道を歩もうとしただけなのに、粛正された。
 子供のころから先生絶対と教えられて
 私も信じれば信じるほど 信心が深まると教えられていた。
 親が生まれた時から入信させるから
 私のような不幸な人間が生まれる。
 伸一よ大聖人に謝れ!
・・・とMCの解けた頭で考えた。

もうキンマンコを信じる必要はない。
これは、大聖人を信じていた功徳に違いない。安らかに生きれる。
谷口も佐東も青年部長になったが 私には夢だ。夢に終わった・・・


http://society4.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/183-200
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-16 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』

第四章~苦悩(1)~


それぞれの決別が始まっていた。
秋月栄一、高鼻婦人部長、弓田青年部長、井下副代表、安達首相
そして大沢一郎。
しかし、それは新しい苦悩の始まりであった。

高鼻婦人部長が電話をかけた秋月君。
この騒乱の影に秋月君がいることに、読者諸君はもはやお気づきだろう。
そして、読者諸君の中には、九州で謎の男達に拉致された
秋月栄一君の 行方を気にしているものも多いだろう。

大広間に入ってきた秋月は、だがしかし男たちをしかりつけた。

「いい年してこんなスパイドラマのような茶番しかできんのか!」
―「は・・・ あの・・・ しかし…」
「君たちは、九州全体、ひいては
 全国の学会員を指導するべき立場なんだぞ」

秋月の叱責は、筋が通っているだけに反論の余地はない。

「一体、首謀者は誰なんだね」
―「秋月先生、いや総九州長
  これは私、九州広宣流布幹事会の八田川が考えたことでして」

八田川は初老の副会長だ。
以前 何回か 本部(信濃町)であったことがある。
目元の皺が深い彼は、たぶん首謀者ではないのだろう。
 ・・・ここでもスケープゴートか?
秋月は目を閉じると深く息を吸い込んだ。

「ゴホッゴホッ…」
―「先生 大丈夫ですか」
「あー 八田川君、君とは別室で話そう。座敷を用意するように、
それと 誰も話が済むまで邪魔はするな。
 おい、だれか、帳場へ行き離れを用意させろ! 」

秋月らが通された離れには、酒とつまみの刺身が用意されていた。

「一杯やりなさい」
秋月は先ほどと打って変わったようにやさしく言う。
―「は、ははっ」
「八田川君が首謀者ではあるまい
 私は本当は誰がこんなことを考えたのかを 知りたいだけだ。」
―「……」
「そして、その君とじかに話をしたい、分かるな」
―「は、いや しかし・・・・」
「しかし? なんだね? 遠慮はいらんぞ、処罰はしない」
八田川の目から涙がこぼれた。

―「実は、私たち九州の学会は、
  これまで 散々、本部にコケにされてきました」
「ふむ、これは私を通じての本部への復讐かね」
―「いえ、と、とんでもない」
「では 何かね」
―「実は… 実は、秋月先生を中心に
  九州創価学会は蘇生しようと 誓い合ったのです。
  大分学会の反乱も本部から弾圧を受けました。
  やはり、今度の腹田会長は、伸一マンセイで、ダメデス。
  九州は、福島元太郎先生の「蘇生の生命」を信奉する
  まじめな会員が 多いところです。
  謝った ニセ指導者 山本なんか、層化を壊しつつ あります。
  いや、実質こわしました。」
「君は自分の言っておることがどういうことだか
 分かっているのかね 」 秋月はきわめて冷静に言った。
「は? 」 自分の耳が信じられず 八田川はまじまじと秋月の顔を見た。

「ふむ、分かってはおらんようだな、いいかね」
秋月はさりげなく杯を差し出した。反射的に受ける八田川
「説教が終わったら、さりげなく便所に立つ振りをして
 信用のおけるもの 数名を呼んで来い」 秋月はささやく

…盗聴、ま、まさか、
このことは忠実なものしか知らぬはず!

「いいか、君が今ぺらぺらしゃべったことは
 信濃町に知られたと仮定せねばならん」
―「は」
「しかしそれは想定済みのこと 逆にそういう会話がなければ
 向こうに 盗聴を悟られていると知らすことになる」
―「で、では」

数名の副会長が離れにやってきた。

「諸君、八田川君の始末書と、学会の役職を離任する旨の進退伺いを
 その目で見届け、後でなにかがあった場合に証言してもらうぞ」
そういいながら秋月は不器用にウインクした。
―「ははっ」 
―「喜んで」
「おいおい、居酒屋のバイトか! 
 それと同時に、慰労の宴を 設けたい 
 十分に飲み、かつ湯で垢を落とし、これからの九州を創価の…」
説明しながら秋月はメモにペンを走らせた。


九州は中央の被害をこれまで散々受けてきた。
山下総責任者の大分 での罪状を訴えた
直訴も本部前で押し返され、伸一の命令により
逆に反乱軍にされてしまった。

「これでは、不倫・贈賄・汚職を
 伸一は認めたようなものではないか!自分から腐って層化を壊す!」
・・・と純真な九州の若者達は秋月を頼ったのであるが
秋月は、 さらなる本部の腐敗を知っていた。
だが、独裁者伸一と 形式的な 法的な責任者である会長は
金日成と脱北者の関係に近かった。

―だが脱北者よりましだ。
 アンチ伸一は、心ある層化の仲には 大勢いるし、
 実質300万人もいる層化のメンバーを救わないと
 日蓮大聖人にも戸田先生にも申し訳ない。
 まだこんな私を慕って くれる者もいる。
 東京の最高会議議長と九州総合長の立場からも 一肌脱ぐか。
 高鼻婦人部長すら、もう伸一のエゴイストぶりに
 耐える限界が来ているようだ。
 婦人部がくずれると言う可能性がある。
 ともかく、慎重にしなければ・・・・・

秋月の考察は続いた。
高鼻婦人部長によれば、婦人部は世襲に反対らしい。
特に八谷由美子 最高婦人部長は
「戸田先生は層化は絶対に世襲にしない」と言っておられた
・・・と譲らないようだ。

だが山本伸一は、この八谷を婦人部患部の前で 激怒したらしいから
本音は世襲させたがっている。
この世襲問題が 次のネックになろう。
婦人部の意向を入れて、とりあえず、私の後任 は腹田にしたようだが
短期政権になるだろう。

この世襲問題は、昨年の5月3日に向けて暗闘激闘が進んでいた。
学閥・派閥・伸一マンセイ度が入り混じって
とんでもない混乱状態で進んだ。

伸一(19年)を超えて長期政権会長25年を迎える秋月会長を変えて、
なんとか自分を永遠の指導者として
死後も保持してくれる会長を作って おかねばならないとの
伸一の執念からだった。
修羅界の命が強い伸一は、執念に燃えた。

5月3日、青年部最高幹部会で
正本会長・谷本理事長を任命する予定であった。

しかしながらマスコミにかぎつけられ
婦人部から のブーイングで流れてしまった。
あれから、洸命党の代表人事まで巻き込んで悲惨な混乱状況が続いた。

長男の城正の造反の兆候もあった。
3男 高城もこころもとない。
頼りにしていた2男城久は死んでしまった。
2男の長男の大城は結婚したばかりで
孫となっているが名前負けしている。

今後を何とかカジ取りしなければと
伸一は、エゴと欲と死後の自分の待遇 を必死に模索していた。
北朝鮮の金日成を超えた扱いをされなければ・・
・・・・と煩悶が続いていたころだった。

しかし、そうはいいながらも「世襲」への手は着実に打ってある
一つは、間に池田家とは縁もゆかりもない人物が、会長職に就任していること
これは、重要だ。

もう一つは、あえていまだに世襲を行わず。
会長職をいわば「留保」していること
もちろん、普通の常識で考えれば「世襲」とは
親の後を子供が継ぐことだが  これだけ時間的に他者が暖めた席に
後継者と目される人物がすわることが 「世襲」にあたいうるのか
きわめて疑問が残る

伸一は、回想していた。

昨年の5月3日は私の会長就任から46周年めだった。
2男の城久が 生きておれば会長に就任させ
徳川幕府300年を超過できる基盤が 作れるところだった。
昔の女子部長にも、
「山本幕府の開幕が昭和52年からですと煽らせたこともあった・・・・」
・・・と自問をした。

―関西の藤田副会長が
 「御子息を会長に」と言って騒ぎまくるから
 長男城正の会長就任は無理となった。と

本幹でもボヤイテ藤田を怒ってしまった。
それでマスコミも騒ぎ出した。
それを観て目ざとい長谷副会長が言い出した。
「今回は、城久のご学友 グループ筆頭だった
 正本をとりあえず会長にしといて
 しかるべき時に、SGI会長に長男さん、
 学会会長に3男さんで行かさせてください。」

それで、昨年5月3日に向けて長谷が工作しだした。
層化大派閥が動き出した。

権力闘争でも能力を発揮する秋月は
茶坊主 長谷の動きを苦々しく 思いながらも
ひそかに手を打った。
洸命党の党人事である。
「閑崎が 党代表を降りることになった」という
新聞へのリーク記事を大侘に命じて 書かせた。
こういうときは、政治会見をすなおに記事にしてくれる
日本経営新聞が一番いい。
それを見て一番泡をくったのが閑崎だった。

「ななんだ、この記事は。私には何も相談がないが・・・」と
あわてたらしい。
だが、権力意識が弱い彼は
東大出身の参議院議員の 公認はずしとともに
追い込むことができた。

秋月は思った。

―最近は、公明党の議員には、慶応と京大がふえて、
 東大と早稲田が 減り続けている。
 柱は、層化大という中で、
 慶応は城正、高城 の御学友グループということで
 世襲の包囲網を作っているようだ。
 「竹入が、洸命の人事は層化からの放射線状の命令で決まっていた」 と
 新聞に書いただけで
 打ち首さらし首状態になったので私も気をつけねば・・・
 長谷は私の追い落とし工作のために動いているのではないか?

平成18年5月に入った。長谷副理事長は興奮していた。
最近の動きで 多数いる副会長から抜擢されて
やっと腹田副理事長と同格になった。

5月3日の記念日は、関西の藤田副会長らのあおりで
5月4日に変えざるを得なかったが
いよいよ新会長の任命を 私がする日が来る。

自分の存在感も磐石になるだろう。
自分の使命とセンセイに認められている うれしさに
題目に一段と熱が入るのであった。

しかし これがブッポーなんです!(机バーン)

5月3日夜伸一から長谷副理事の携帯に電話が入った。
―「明日の正本の会長任命は、取りやめにしろ!」
「え?何でですか。」
―「どうも城正の動きがおかしい。
  それと、婦人部から猛攻撃が入ってる。
  層化学会をやめるという地方患部までたくさんいるようだ。
  どうも、 SGI会長城正、層化会長高城という
  世襲布陣の一里塚と見られてる。
  層化学会は、間違いなく崩壊すると
  方面幹部からの連絡も入ってる。」
「え?でも明日の青年部最高幹部会準備は、万端ですが。」
―「バカモノ!層化が崩壊すれば、
  みんな元の日蓮正宗に行くぞ。 俺も行くかもわからん。
  洸命も大敗北になる。ともあれ任命は中止!」
「わかりました!」

5月4日には幹部会は開かれたが、任命式だけはなかった・・・・・。

―やはり、青年部だけの先行ではだめだ!
 婦人部・壮年部の 理解を得てないと 事はうまくいかない。

そして山本伸一は「秋月病ですね。」と言われるくらい
苛め抜いた秋月に 世襲構想ゆえに敗北したのである。

そして25年の会長職を勤めた秋月は7月になると、
なんと あと2011年まで あと5年ある会長職に6選され
30年目にスタートされることとなった。
なんと、伸一の会長職19年の倍近く中国の周恩来的である。
 
9月になると、洸命党は、層化大学OBの北川でなく、秋月・大侘連合
で閑崎を引退させ大侘代表が選ばれることとなった。
「まだまだ洸命を若返らすわけに行かぬ。これが、戸田先生の道」

しかし、その後事態は急変した。・・・・ 


伸一は一人の時考えていた。
「広宣流布は、流れのようなもので到達点ではない。」と
指導したことがある。

これならバリ層化学会員は、いつまでも財務や精強新聞啓蒙や
民音費用や選挙資金を 自分から調達してきてくれる。
しかもただ働きでだ。無報酬で動いてくれる。
戸田先生の広宣流布を、私の時代になって好戦流布に変化させて きた。
「仏法は勝負だ!」と あおってきた成果だ。

財務の蓄財も3兆円を 超えてきた。
こんな財産を、こんなおいしい商売を 山本家以外に渡すつもりはない。
秋月や腹田を会長にすえても実権は私だ。
責任は会長 がとれ、果実は私が食べる。
本音と建前を使い分けれるのは私の能力だ。
ハングリー精神のある私だからこそできる技だ・・・。

さらに伸一は、洸命党にも思考は及んだ。

県会議員選挙でも市町村議会選挙でも
学会員は、候補者に気楽にカンパ してきてくれる。
候補者は選挙違反で財務できないが
巧妙に候補から 金を本部に吸い上げる必要がある。
さまざまなノウハウが蓄積されてきた。

―本音と建前の使い分けじゃ。

それにしても、目黒区での政務調査費からの吸い上げの仕方は、稚拙だ。
領収書の出し方に革命的緊張感がない。天下取りは革命なのだ。
総体革命と言って教えておいたはずなのに、今時は徹底されていないのか。
洸命党議員のみならず
地方幹部も国税由来の資金の吸い上げノウハウについて
指導しなければいけない。
6人は全員辞職させて全国に波及させないように 秋月に泥をかぶらせよう。
候補にした地域幹部もチェックさせておかないといけない。

「本音と建前、うむ、本音と建前だ」伸一は一人つぶやいた。
おっと、勤行の時間だ。今朝も題目三唱で済ましているし…


「責任は会長がとれ、果実は私が食べる。
 本音と建前を使い分けれるのは私の能力だ。」

こうした無責任体質はセンセイ伸一と会長だけにあてはまるならば、
それもシステムとしては機能している時期もある。
・・・が実際の組織運営の中では
学会員の一人ひとりの中で、「正しいのはセンセイ、間違っているのは他の人」
「いいことがあればセンセイ・御本尊のおかげ、
不幸なことがあるのは本人のの信心が足りないから」という体質を
生んでしまっていた。
さらには、自分の言うことを聞かなければ信仰が狂っていると言い出す
狂信者の多い団体になりつつあった。
そのなかでまじめな人は慢性の鬱病など精神病、
いいかげんな人はガン ・脳溢血など肉体的な病気や
社会的事件を起こすという状況が各地で発生しだしていた。

世間で拒否率が高いのは、
当然の報い因果応報かもしれないなあ、と
心ある副会長たちは考えはじめていた。
層化学会の崩壊は、精神的な崩壊が深く広まっていたことから
実際の崩壊は時間の問題だった。
そして、伸一センセイの崩壊も かなり進んでいた。

学歴コンプレックス----
これこそが山本伸一の行動エネルギーだった、ことに気づいた
学会員は多い。
名誉博士号、名誉教授に異常な執念をもやすのも
竹入を学歴詐称で異常にたたくのも
渡吾郎、秋月栄一、石田継男、福島元太郎など
高学歴者を異常な攻撃するのも、すべて、彼の出生
学歴コンプレックスが大きな 要因である。
「間違いない!」と長井が叫んだ。

この山本の悪いところは
自ら一般名称を独占するというおごりである。
これも異常なコンプレックスから来ている。
まず
 
1.センセイ・・・政治家にやめよ、と言うだけならまだ理解できるが、
         学校の先生、医者の先生でもいやがり、禁じようとする。
         独占したいなら、一般呼称を残し、
         自らは 大先生とかに していただきたいものだ。
         (例)聖人でなく大聖人

2.公明党・・・これ以後選挙管理委員会が定着させた
        「公明選挙」が使えなくなり「明るく正しい選挙」に。

3.名誉博士・名誉博士の暴落・・・池田博士と詐称。
                     4.題目や日蓮世界宗を商標登録......
                     阪神優勝、NPO の登録より異常

ケンソンと言う日本民族、日本人の誇りがない。
あたりまえか。
自ら私は謙虚な人間です、とか私がすべてやりました。
わたすだけです。 は、やめて欲しい、・・・と
婦人部までが申しております。

僕は馬鹿じゃないんだお。
専門学校の夜間部中退だったけど
中国の大学の名誉教授にだってなったんだお。 すごいだろー!
偉いって言って!

http://society4.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1165216962/201-249
[PR]
by eco_eco69 | 2006-12-15 15:00 | 小説『創価学会、崩壊』